2023.06.05 通販支援
イー・ロジットが『短時間正社員制度』を開始、週2から勤務可能に
EC物流代行サービスなどを提供する(株)イー・ロジットはこのほど、月の所定労働時間が65時間(週2日相当)など、3つの勤務体系から選択できる『短時間正社員制度』を開始した。柔軟な働き方の1つとして導入し、スムーズな365日の出荷を可能にする人材確保が狙いだ。

月の労働時間を65・100・130時間から選択
同社はパートの7割を女性が占めている。人材の確保とともに、育児・家事・介護やプライベートの事情と両立しやすくなるよう、『短時間正社員制度』を導入した。すでに、フルフィルメントセンターでパートとして勤務している2人が「短時間正社員」になったという。
制度は、月の所定労働時間を65時間(週2日相当)、100時間(週3日相当)、130時間(週4日相当)の3つの勤務体系から選択でき、フルフレックス制度の中で、週の勤務基本日数、1日の基本労働時間をあらかじめ設定。時間当たりの基本給および賞与は同種のフルタイム正社員と同等、福利厚生もフルタイム正社員と同等とする内容だ。
総務省の労働力調査によれば、コロナ禍拡大前の2019年と22年を比べると、女性の正規雇用は80万人増加、非正規雇用は50万人減少している。家事や育児などで勤務時間に制限のある場合でも、フレックス制度やリモートワーク、短時間正社員制度など、多くの業界で柔軟な働き方が導入されている。
コロナ禍における消費者のライフスタイルの変化により物流量が増加し、ECに特化したフルフィルメントサービスを行う同社も大きな影響を受けている。また、24年4月からトラックドライバーの時間外労働に上限が課されることで人手不足がより深刻化し、国内の物流に関する維持が懸念されている。
育児・家事との両立や副業に挑戦など
同社でも、トラックドライバーの荷待ち時間短縮のため、出荷までの倉庫業務の効率化が求められている。また、365日出荷対応をスムーズに行うためにも、優秀な人材の確保・定着は重要になっている。こうした背景もあり、同社はより多くのスタッフが働きやすいと感じる環境を提供したいと、2月からフルフレックス制度の導入にも取り組んできた。
通常、大型物流センターは地価の安いエリアに開設される傾向があるが、同社は都心(東京都千代田区)に展開しており、倉庫周辺に小学校が複数あるかどうかも新設の目安の1つとしている。近隣の小学校に通う子どもを持つ主婦は10年、20年と長期的に働いてもらえるケースが多く、スキルの高い人材となり、優秀な人材の確保・定着に繋がっている。
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