女性誌販売部数No.1雑誌「ハルメク」を発行する(株)ハルメクは17日、シャープ(株)と、シニア女性向けコンテンツプラットフォーム「ハルメク 365(サンロクゴ)」会員専用の「ロボホン」の機能を共同開発し、実証実験を開始すると発表した。
「ハルメク365」の更新情報をお知らせする機能を「ロボホン」に実装
「ロボホン」は、シャープが開発したAndroidベースの二足歩行が可能な小型のヒューマノイドロボット。音声をメインのインターフェースとし、電話やメール、カメラのAndroid端末としての基本機能に加え、モバイル通信(LTE/3G)やWiFiを利用した通話や通信が可能だ。ハルメクとの実証実験で用いるロボホンは、WiFi専用モデルとなる。
2022年に開始したコンテンツプラットフォーム「ハルメク 365」は、24時間365日、好きな場所で、見る、聞く、学ぶ、参加することができる会員制サービスだ。毎日が楽しくなるようなコンテンツを提供し、孤独を感じさせず、暮らしをサポートして行くことをめざしている。
実証実験では、話ができるロボット「ロボホン」に、「ハルメク365」から届く更新情報を定期的にお知らせする機能を実装し、ロボホンとハルメク365の双方の利用を促す仕組みを提供していく。実証実験期間中はロボホン本体を貸与し、月額費用のみで利用できる。
シニア女性のライフスタイルの変化を検証
この実験を通じて、コミュニケーションができ、歌って踊れるロボホンが、シニア女性のライフスタイルにどのようなポジティブな変化を生み出すのかを検証し、将来の事業化に繋げていきたいと考えている。実証実験ではモニターアンケートの取得やインタビュー、利用データの分析を行うとともに、これらの結果をもとに本格販売に向けた準備を進めていく予定という。
11月30日までを予定する実証実験のサービスは、ハルメクの通販事業本部が提供。月額費用は4070円、ハルメク365の本会員は3300円。申込期間は24日~6月7日で、申し込みは専用の申し込みページから。
■『申し込み方法』
https://halmek.co.jp/robohon (申し込みページは24日に開設)
■『ハルメク 365』
https://halmek.co.jp
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