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2023.03.28 通販支援

日水製薬、食品中のアレルギー物質「くるみ」検査試薬を発売

日水製薬(株)は27日、新たに特定原材料に指定された「くるみ」を食品中から検出する方法を開発し、4月から検査試薬の販売を開始すると発表した。


エライザ法とイムノクロマト法の2種類の試薬を開発


 近年の調査によると、「くるみ」をはじめとする木の実類アレルギー患者が急増しており、日本人の食物アレルギーの3大原因である鶏卵、牛乳、小麦のうち、小麦を抜いて木の実類が第3位の原因食物となった(2021年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書・消費者庁)。

 木の実類の中でも「くるみ」を原因とする即時型食物アレルギーの報告数が増加していることから、23年3月9日に消費者庁の事務連絡で「くるみ」が特定原材料に指定され、加工食品への表示が義務化された。同社はすでに販売中の特定原材料7品目の検査試薬に加え、新たに追加された「くるみ」の適切な表示のため、エライザ法(ELISA)および、イムノクロマト法の2つの試薬を開発した。

測定原理の異なる両試薬で食の安全性を確保


 『FAテスト EIA-くるみ』は、「くるみ」に含まれるタンパク質をELISAにより検出する試薬。同社独自に開発した特異性の高い抗体を用いることによって、加工食品中の微量のくるみ由来原材料の混入を2時間半で精度良く、特異的に検出することが可能。

 『FAテスト イムノクロマト-くるみ』は、「くるみ」に含まれるタンパク質をイムノクロマト法により検出する試薬だ。ELISAと同じ抽出液を用いることによって、加工食品中の微量のくるみ由来の原材料の混入を約20分で簡易・迅速に検出することができる。

 日水製薬は、測定原理の異なる両試薬を使用することにより、食の安全・安心をより一層確保できるとしている。

 食物アレルギー表示制度の表示義務品目に追加された「くるみ」については、2年間の経過措置期間を設けている。2025年4月1日から、商品パッケージへの表示が義務づけられる。






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