2023.03.22 調査・統計
「VTuber」の動画、15-39歳の3割が週3時間以上視聴
(株)矢野経済研究所が20日発表した『VTuberに関する消費者アンケート』の結果によると、「興味がある」と回答した調査対象者の約3割が、関連動画を週に3時間以上視聴。VTuber事務所・プロジェクトでは、「にじさんじ」と「ホロライブ」の認知度が8割を超えていた。

週に「1時間未満」も3割超
調査は2022年12月2D、3Dのキャラクターを使ってYouTubeなどの動画配信サービスに動画を投稿するバーチャルユーチューバー(VTuber)が注目を集めていることから、VTuberに興味があると回答した国内在住の15歳~39歳の男女894人に聞いた。
まず、VTuber関連動画(ライブ配信、アーカイブ、切り抜き・編集動画など)を週に何時間程度視聴しているかを聞いたところ、「1時間未満」が34.1%、「1時間~3時間未満」が26.9%、「3時間~7時間未満」が14.9%、「7時間以上」が15.1%となり、約30%が週に3時間以上、関連の動画を視聴していることが分かった。
最も認知されているVTuber事務所は「にじさんじ」「ホロライブ」
「ホロライブ」「にじさんじ」「774inc.」「.LIVE」「ぶいすぽっ!」「あおぎり高校」「Re:AcT」「ネオポルテ」「VIC」「Kizuna AI」「VEE」の11VTuber事務所・プロジェクトを対象に、認知度や動画視聴の有無、推しVTuberが所属しているかどうかなどを尋ねた。
VTuberのマネジメントを行うVTuber事務所で、「知っている」が最もが多かったのは、「にじさんじ」(89.6%)と「ホロライブ」(86.9%)。「バーチャルユーチューバー」の呼称を生み出した「キズナアイ」の所属する「Kizuna AI」(58.4%)、「ぶいすぽっ!」(54.0%)、「あおぎり高校」(51.3%)が50%超で続いていた。
また、「VEE」は比較的後発の21年7月から活動を開始したにもかかわらず、21.0%の認知率を獲得していた。現在はVTuber専業の事務所が中心だが、「VEE」はソニー・ミュージックエンタテインメント傘下の事務所で、市場の盛り上がりから大手エンターテイメント企業の参入が見られる。このように、資本力を背景とした大企業の追い上げもあり、VTuber事務所の勢力図は今後も変化していくと見られている。
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