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2023.01.15 コラム

4P分析の目的とやり方|効果的に活用するポイント、事例もご紹介!

 マーケティング施策を立案するうえで重要なのが4P分析です。聞いたことはあっても実際どのように活用すればいいのか分からないといった方も多いのではないでしょうか。今回は4P分析の目的とやり方、効果的に活用するポイント、実際の事例をご紹介します。

4P分析の位置付けと目的

 4P分析とは、マーケティング施策を立案するうえで参考となるフレームワークです。では具体的に4Pとは何を表すのか、マーケティングにおける位置付けと、4P分析の目的をそれぞれ解説していきます。


4P分析の4つの視点

 4P分析の4つのPとは、以下の言葉の頭文字です。

・Product:商品やサービスを考える      
・Price:価格を考える
・Place:販売方法を考える
・Promotion:販促を考える

 商品やサービスを流通させたいと考える際に、これら4つの視点で考えることが、効果的なマーケティング施策を立案するうえで重要です。

 また、一般的に4P分析は企業側からの視点といわれており、一方ユーザー側からの視点としては4C分析というフレームワークがあります。4C分析については後述します。

 4P分析は、それぞれの視点を独立して考えるのではなく、ミックスさせて考えるのが効果的とされています。それぞれの視点と考え方については、後ほど詳しく解説します。

マーケティングにおける位置付けと目的

 4P分析はマーケティングを考える際のひとつのプロセスです。マーケティング施策を立案するまでの基本的な流れは「市場機会の分析→市場の細分化→市場を絞り込む→自社の立ち位置を決める→戦略の立案(4P分析・4C分析)→実行と効果検証」になります。4P分析はマーケティングにおいて、施策を立案する際に利用されるフレームワークということがわかります。

 4P分析の目的は、ユーザーニーズに合う商品やサービスを開発し、それらをユーザーまで最適に届けることです。どの市場でどの立ち位置で進めていくか決めた後に、どのような戦略が必要かを検討していくのですが、その際に4P分析をすることで有効な戦略を考え出しやすくなるのです。

4P分析のやり方と流れ

 4P分析の位置付けと目的について解説してきましたが、ここからは実際の4P分析のやり方と流れを見ていきましょう。以下より、それぞれの視点を一つずつ解説していきます。


Product:商品やサービスを考える

 まず商品やサービスを考えていきます。どのように売り出していくかを決める前段階として、最も重要な視点です。ユーザーのニーズを解決しつつ、競合商品と比較し自社にはない強みのある商品やサービスを開発しましょう。

 また、Productには商品やサービス自体だけでなくパッケージやブランドイメージ、保証内容なども含まれます。価格を考える際に重要になるので、これらの要素も組み込んだコンセプト設定を進めてください。

Price:価格を考える

 次にユーザーにいくらで提供するのか、価格を考えていきます。価格を考える際のポイントは、利益と需要、競合とのバランスです。利益に関しては、どの程度とるかによって価格が変わってきます。また、需要に関しては一般的な感覚として広まっている価格に合うかどうかを検討していきます。さらに競合に関しては、価格で勝負するのか、価値で勝負するのかで方向性も変わるでしょう。

 このようにユーザーが商品やサービスに対して価値を感じられるか、自社のコストに対して採算が合うかなどの点を考慮しつつ価格を決めてください。

Place:販売方法を考える

 商品やサービスと価格が決まったら、次に販売方法を考えましょう。売上を上げるためには、商品やサービスを効率よくユーザーに届けられるような流通経路の設計が必要です。

 また、販売場所はブランドイメージを左右する重要な要素です。そのため、商品やサービスのターゲット層、価格に合わせて選定しましょう。より細かく設定したい場合には、流通させるエリアや店舗を絞る方法も効果的でしょう。

 さらにインターネットの普及により、さまざまなチャネルでの販売が可能になりました。販売場所は実店舗かネットか、ターゲット層に合わせて選定してください。"


Promotion:販促を考える

 最後に商品やサービスの販促方法を決めていきます。魅力的な商品を開発したとしても、ユーザーに気付いてもらえなければ売上につながりません。そのため、ユーザーに商品を認知してもらうことが重要です。

 販促方法を考える際のポイントとして、企業側からの一方通行のコミュニケーションにならないよう注意しましょう。ユーザーと良好な関係を築くことで、リピート購入のきっかけになるためです。新規ユーザーは既存ユーザーに比べると購入までのハードルが高い傾向にあるので、いかに既存ユーザーにリピートしてもらうかが売上を上げるうえで重要になるでしょう。

4P分析を効果的に活用するポイント

 4P分析の流れについて解説してきましたが、効果的に活用するにはポイントがいくつかあります。

・4Pをミックスして考える
・4C分析も一緒に進める

以下より詳しく見ていきましょう。


4Pをミックスして考える

 4P単独ではなく、それぞれの関係性を考慮しバランスのとれた戦略立案が重要です。商品やサービス自体の価値、価格、販売方法、販促方法のすべてをミックスすることで4P分析の効果が発揮できるでしょう。

 とくに、それぞれの視点を異なる部署で考えている場合には注意が必要です。これは規模が大きい企業で起こりがちですが、各部署が単独で4Pを設定してしまうと、それぞれの整合性がとれなくなってしまいます。そのため定期的に話し合う機会をもつか、初期段階で共通のコンセプトを設定しておくといいでしょう。

4C分析も一緒に進める

 4P分析が企業側から視点といわれる一方、4C分析とはユーザー側からの視点で考えるフレームワークです。マーケティング戦略を立案する際は、4P分析と4C分析の整合性を考慮して検討していきましょう。4C分析の具体的な4つの視点は以下の通りです。

・Customer value:ユーザーにとっての価値
・Customer Cost:コスト
・Convenience:利便性
・Communication:コミュニケーション

 このように、商品やサービスを開発する際にはユーザーに求められるもの、ニーズを満たすものであることが大事です。

4P分析の企業事例

 最後に、4P分析を活用した企業の事例としてNetflix社をご紹介します。4つの視点から考える際の参考にしてみてください。


Netflix

 Netflix社では4Pのそれぞれに対して、以下のように当てはめて考えられます。

Product:映画やドラマ、アニメなど

 とくに近年、同社オリジナルの作品が人気を博しています。

Price:わかりやすい3つの料金体系

 3つの月額料金が用意されています。同時に視聴できるか、複数のデバイスで視聴できるかが各プランの主な違いです。

Place:サブスクリプションサービス

 インターネット環境にあるパソコンやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスで動画が視聴できます。またオフライン環境であっても事前にダウンロードした作品の視聴が可能です。

Promotion:CM、SNS、サービス上での予告

 近日配信予定の作品をCMやSNSで告知したり、サービス上でもカテゴリーを設けて宣伝しています。これによってユーザーの視聴したいという意欲をかき立てるのです。"


まとめ

 今回は4P分析の概要と効果的に活用するポイント、企業事例をご紹介しました。ポイントは以下の通りです。

・4P分析の目的とマーケティングにおける位置付け

 4P分析はマーケティングを考える際のひとつのプロセスです。4P分析の目的は、ユーザーニーズに合う商品やサービスを開発し、それらをユーザーまで最適に届けることです。

・4P分析のやり方

 以下の各視点から分析を進めていきましょう。

Product:商品やサービスを考える      
Price:価格を考える
Place:販売方法を考える
Promotion:販促を考える

・4P分析を活用する際のポイント

4Pをミックスして考える:4Pそれぞれの関係性を考慮しバランスのとれた戦略立案が重要です。

4C分析も一緒に進める:ユーザー側からの視点で考える4C分析もあわせて考えましょう。

 マーケティング施策を立案する際に有効なフレームワークですが、分析することが目的にならないよう注意してください。あくまでも商品やサービスを最適にユーザーに届けるための分析です。4P分析をする目的をしっかり定めてから進めるようにしましょう。今回ご紹介した内容を参考に、自社で戦略を検討する際にはぜひ4P分析を役立ててください。

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