2023.01.20 調査・統計
年末年始に「節約を意識した」人は6割、家でプチ贅沢を楽しむ傾向も
(株)マーケティングアプリケーションズが19日発表したお金の使いみちなどの『年末年始の意識調査』の結果によると、節約意識は普段より低かったものの、出費は抑えたいという心理状態だったことがうかがえた。家での食事でプチ贅沢を楽しんだ家庭が多かったようだ。

家庭の食事でプチ贅沢の傾向
値上げラッシュの2022年だったが、年末年始の生活にも影響を及ぼしたのか、行動制限がなかった今回の年末年始の過ごし方は? 調査は10日と11日。運営するセルフ型アンケートツール「Surveroid(サーベロイド)」を使って、全国の20~69歳の男女500人に聞いた。
それによると、年末年始の出費に関して42.0%が「物価高の影響を受けた」と回答。「お金を使いたくないと思っていた」は34.6%で、出費は抑えたいという心理状態だったことがうかがえる。一方で「普段の生活より出費が多かった」と回答した人が42.4%に上り、気持ちとは裏腹にお金を使っていたということも分かった。
ただ、節約意識は普段の生活に比べて17pt低く、出費を抑えたいがお金を使ったという要因の1つに、節約への意識が少し下がったことが考えられる。しかし、58.6%は「節約を意識していた」としており、消費行動にはシビアな状況だったことが判明した。
出費が最も多かったのは、「家での食費(クリスマス・大晦日・お正月料理など)」(59.0%)となり、次いで「外食費(同)」(34.2%)、「お年玉」(34.0%)だった。また、「年末年始くらいは贅沢をしたい」と思っていた層では、出費の主な要因となった「家での食費」が全体より15pt高くなっており、家での食事でプチ贅沢をした家庭が多かったのではないかと考えられる。
年末年始に百貨店へ行った人の2割が福袋購入
年末年始の出費状況に関連して、百貨店での購買行動についても聴取した。百貨店に行った人は19.6%となり、お金の使い道は「福袋以外の買い物」(58.2%)」が最多で、「レストランでの食事」(51.0%)、「福袋」(37.8%)が続いていた。
福袋購入者は全体の19.0%で、購入方法は「現地で買う派」が11.2%に対して「ネットで予約派」が10.4%で、ほぼ同率だった。購入者は若年層が多い傾向にあり、今後はますますネット予約需要が増え、買い物のスタイルの変化が考えられるという。
福袋の購入理由で最も多かったのは「お得に購買できる」が49.5%。次いで「ドキドキやワクワク感がある」(38.9%)、「恒例行事だから」(31.6%)など。多様化する福袋だが、購入理由としては昔から変わらないものがあるようだ。
福袋の購入カテゴリーは、食品(37.9%)と衣類(32.6%)が全体の上位だったが、現地購入とネット予約購入に分けて確認すると、現地購入は「食品」(44.6%)、ネット予約は「衣類」(42.3%)が人気商品だったことが判明した。
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