2023.01.18 行政情報
北海道産直センター、不当表示該当商品の「利益相当額」を購入者に返金
特定適格消費者団体のNPO法人・消費者支援ネット北海道(ホクネット)は17日、二重価格表示で景品表示法違反に問われた(株)北海道産地直送センター(北海道札幌市)から、購入者へ商品代金の一部を返金する旨の回答を得たと発表した。

北海道産地直送センターのオンラインショップ
北海道産地直送センターのオンラインショップ
返金の申請受け付けは8月21日まで
同社は昨年7月29日、実績のない「通常価格」を用いてホタテやタラコなどを販売したとして、再発防止策などを求める措置命令を消費者庁から受けた。ホクネットは同社に、(1)代金を支払い済みの購入者には、希望に応じて全額を返金すること、(2)支払いを拒否する購入者には請求しないこと――を申し入れていた。
これに対し、同社は15日付で送付した回答書で、返金を希望する購入者に、商品代金の利益相当額を返金すると説明している。
同社は15日、自社ホームページ上で「返金のお知らせ」を公表。返金の対象は、HTB「新型コロナに負けるな!買って応援北海道」で紹介した「けっぱれどさんこセット」など3商品と、2021年10月22日~昨年1月25日に同社オンラインショップで販売した「味付け焼きたらこ 600g」「ずわい蟹フレーク 200g」など34商品。
返金額は、購入金額のうち同社の利益相当額。返金の申請受け付け期間は8月21日まで。同社ホームページ上の申請フォームへの登録、または電話で受け付ける。
利益相当額は売上総利益を想定
取材に対し、同社の担当者は「社内で検討した結果、全額返金の義務があるとは考えられないという結論に至ったが、お客様に多大なご迷惑をおかけしたため、当社が見せられる誠意として利益相当額の返金が妥当と考えた」と今回の決定の経緯を説明。利益相当額は売上総利益を想定しているという。
また、支払いを拒否する購入者については、「存在を把握していない」と話している。
一方、取材でホクネットは、「2月3日に開く被害回復検討委員会で、今後の対応を検討する」(事務局)とコメントした。
(木村 祐作)
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