2022.12.09 ECモール
楽天、AI配車管理システムがサステナビリティ領域で22年度「IT賞」を受賞
楽天グループ(株)は8日、(公社)企業情報化協会が主催する「2022年度(第40回)IT賞」で、『IT賞(サステナビリティ領域)』を受賞したと発表した。

受賞テーマは「カーボンニュートラルをめざす先進ロジスティックシステム開発」
IT賞は、国内の産業界や行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上など、「ITを高度に活用したビジネスの革新」に顕著な努力を払い、成果を挙げたと認める企業、団体、機関と個人に贈られる。
同賞の「サステナビリティ領域」とは、持続可能な開発目標(SDGs)を掲げ、IT・デジタル技術の適用や実装により、「カーボンニュートラルへの取り組み」「気候変動への対応」「多様性の尊重」「従業員の健康とウェルビーイングの実現」「ダイバーシティ&インクルージョン」といった分野で顕著な実績を挙げた取り組みに対し与えられる。
受賞テーマは「カーボンニュートラルをめざす先進ロジスティックシステム開発」。楽天グループが関係する「ロジスティクス領域」で、AI配車管理システムを構築・導入。同システムによって、配車および配送ルートを最適化し、商品の配送までの走行距離を削減し、CO2排出量の削減を実現した。
日々の配送手配に活用、年間170tのCO2削減
また、機械学習・自動計算で生じる膨大な計算量を低く抑えるため、第1段階でクラスター分別を行い、次の段階でクラスターごとに最適解を求める手法を採用。詳細な条件を与えても短時間に解を得られるようになり、日々の配送手配に実用的に活用できるようになった。
同システムを導入した「楽天西友ネットスーパー」「楽天全国スーパー」の、導入初月の実績値に基づく走行距離の削減効果は15%(年間86万km相当)、CO2削減量は170t/年となり、今後の導入範囲拡大による効果の拡大を見込んでいる。
ロジスティクス事業部門、AI・ビッグデータ技術推進部門、そして楽天技術研究所という複数の組織が集まり、ロジスティクス分野でのAI技術の導入という未経験領域でのシステム開発を実現した点に加え、ロジスティクス分野において、業界に先駆けてカーボンニュートラルに向けた方法論と実績を示した点が評価された。
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