2022.11.22 調査・統計
21年国内ビジネスチャット市場、27%増の188億円に
独立系ITコンサルティング・調査会社の(株)アイ・ティ・アールが21日発表した『国内のビジネスチャット市場』の規模推移と予測によると、2021~26年度のCAGRは13.9%。24年度には300億円規模に成長し、26年度には21年度の2倍程度の規模になると予測している。

上位3社の売上が30%以上伸長
ビジネスチャット市場の21年度の売上金額は前年度比27.0%増の188億円。市場を構成するほぼ全てのベンダーが2桁の伸びを示し、なかでも市場に大きな影響力を持つ上位3社が売上金額を30%以上伸ばしたことが市場拡大の大きな要因となった。
社内外との手軽なコミュニケーションが可能で、スマートデバイスなどのモバイル環境との親和性が高いことから、特にコロナ禍以降、ビジネスチャットは主要なビジネスコミュニケーションの手段として定着している。
コミュニケーションのハブとして、他製品・サービスとの連携拡大によるプラットフォーム化、テキスト以外のコミュニケーション機能の実装、データ共有などのコラボレーション機能の実装など、多くの製品・サービスは高機能化が進み、適用範囲も拡大していることから、新規、既存の追加を問わず、今後も導入が進むと予想される。
上位ベンダーが市場の成長を牽引、24年度は301億円に拡大と予測
また、シェア上位のベンダーによって寡占化が進みつつあるが、今後もそれら上位ベンダーが市場の成長を牽引すると予想される。これらから、同市場のCAGR(21年度~26年度)は13.9%、24年度に市場は301億円に拡大し、26年度(361億円)には21年度(188億円)の2倍程度の規模になると予測している。
同社は、シェア上位の製品・サービスは、音声/ビデオ通話やアプリケーションとの連携などで、プラットフォームとしての性質を強めている。今後は、コミュニケーション手段としてだけでなく、ワークフローの実装や業務の自動化を実現する基盤としての利用が進むと予想されるとしている。
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