2022.08.18 調査・統計
越境EC開始のきっかけ、56%が「国内市場に限界を感じたから」
Eコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人であるショッピージャパン(株)が17日発表した『越境EC担当者に関する実態調査』の結果によると、始めたきっかけは「国内市場に感じた限界」で、準備期間は「2か月ほど」。不安を払しょくし、自信をつけるまでに「現地の商習慣」や「物流・配送業務」「販売先の語学・税金」などの知識を得る努力をしていた。

「国内市場の限界・新市場開拓・海外での重要拡大」などの理由で越境ECを開始
7月28日に、越境EC事業の担当者111人に聞いた。96.4%が越境EC事業の担当者になる前に、国内EC事業の担当者として業務を行った経験を持っていた。
越境ECを実施しようと思ったきっかけ(複数回答)は、「国内市場に限界を感じたから」が55.9%で最多となり、「新しい市場を開拓するため」(54.8%)、「海外では日本製品の需要が高いから」(54.1%)、「近年、越境EC市場が拡大しているから」(47.7%)、「越境EC事業が容易だから」(22.5%)などが続いた。
自由回答では、「もともとそのために事業を始めた(45歳)」「コロナ禍以降、観光客激減により国内売上が大幅ダウンし、海外に活路を求める以外の選択が少なかった(46歳)」「会社の規模拡大のため(47歳)」「利益率がいいから(50歳)」などが挙がっていた。
越境EC開始時の不安や課題は開始後に約8割が解消
越境EC開始の際のハードルや踏み切れない課題に対する不安については、「非常に不安があった」が22.5%、「やや不安があった」は59.5%に及んでいた。こうした人たちの現在は、「不安はなくなっている」(16.5%)、「やや不安はなくなっている」(62.6%)、「あまり不安はなくなっていない」(15.4%)など、不安が払しょくされている実態も明らかになった。
越境EC担当者になる上でどのようなことをしたのか(複数回答)。「現地の商習慣の理解」(64.9%)、「物流・配送業務の勉強」(49.5%)、「販売先の語学・税金の勉強」(48.4%)、「他社の過去事例の分析」(45.9%)、「Webマーケティングの勉強」(43.2%)、「特に何もしていない/今までの業務の延長線上」(2.7%)という答えがかえってきた。
越境ECを始めるための期間は、「1週間~2週間未満」(4.6%)、「2週間~1か月未満」(17.1%)、「1か月~2か月未満」(33.3%)、「2か月~3か月」(18.9%)などとなっていた。
東南アジア・台湾を中心とした、維持費不要で充実したサポートがあるECプラットフォームがあれば、利用したいと思うかという問いには、「非常にそう思う」(57.7%)、「ややそう思う」(40.5%)で98%を超えていた。
ショッピージャパンは、多くの経営者が越境ECで抱える不安に対し、日本語のサポート体制、配送サポート、現地の商習慣の勉強会など、セラー向けのサポート体制を整備しているとした上、越境ECは、東南アジアや台湾などブルーオーシャンの市場に参入したい企業にとって最適な選択で、需要の高まりとともにサポートが充実したECプラットフォームとの連携は欠かせないサービスとなるはずとしている。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【利益爆増】1から始める食品EC×TEMU販売
-
2
SNS集客の新常識!AIを活用したインフルエンサー広告「Vooster」
-
3
【AIタッガー】SEO×GEO AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
4
【導入検討中企業向け】ライブコマースの始め方 失敗しない立ち上げ準備ステップ
-
5
集客効果を最大化する広告メソッド
ニュースランキング
-
1
製品安全誓約、5月に「家庭用洗浄剤」など23件の出品削除
-
2
「D2Cの会 フォーラム2026」に約300人の業界関係者が集結
-
3
【6月20日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
4
PayPay、請求リンク作成で本人確認が必須に
-
5
ダークパターン「過去1年に経験」は37.5%、妨害手段が多いほど「解約」に至る消費者が減少
