SNS・CtoC・モール・コンテンツのチャネルから中国ユーザーにアプローチ

　これにより、BeautyPark玩美花园の越境EC店舗は、「WeChatミニプログラム（Youzan）」「小紅書（RED）」「淘宝網（Taobao）」「天猫国際（TMALL Global）」の4店舗となり、さまざまなタイプ（SNS型、コンテンツ型、CtoC型、モール型）の異なる越境EC店舗から中国人消費者へのアプローチが可能となった。

独自の旗艦店を持たなくても天猫国際内での商品販売が可能に

　現在、天猫国際を利用して商品を販売するためには課題も少なくなく、個人の美容サロンや中小企業にとっては商品販売のハードルが高くなっていた。例えば、店舗開設時の審査基準の高さや開設までの複雑なフロー、提出書類の作成をはじめ、適した出店形態の選択、中国語のみの管理画面、販売後の物流対応、出店コストなどだ。

　同社の旗艦店活用で、日本の美容サロンおよびメーカーは独自の旗艦店を持たなくても、販売したい商品を国内倉庫に預託在庫として預けるだけで、天猫国際内での商品販売がより多くの中国人ユーザーへ向けて可能となる。