2021.10.07 調査・統計
シニアの決済方法、「電子決済」が75%に…1位は「クレカ」で37%
研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開する(株)ペンシルが5日発表した『新型コロナウイルスの影響によるシニア消費動向調査』のまとめによると、シニアの決済方法は、クレジットカードを含む「電子決済」が75%に上っていたことが分かった。

「消費金額が増えた」は10%以上減少
調査は9月8~12日。ペンシルのシニアモニター登録者81人(54~103歳の男女)に聞いた。同様の調査はコロナ禍の拡大以来、3回目。ワクチン接種も進んできているいま、生活状況はどのように変化しているのか。マーケターや企業が抑えるべきポイントを考えた。
まず、初回の20年4月と比べた「消費金額の変化」について。「増えた」は29%から17%に減少。「変わらない」は42%から53%に、「減った」は29%から30%になっていた。
「購入商品の支払い方法」では「現金」が20%減少
「購入商品の支払い方法」は、「クレジットカード」が37%、「電子マネー」が27%、「スマホ決済」11%と、電子決済が全体の75%を占めた。このように、電子決済は大きく伸びているが、シニア特有の「現金支払い」も25%と、根強く残っていることが分かった。
コロナ発生前と比較した20年5月の前回調査では、「現金支払い」が20%減り、「クレジットカード」「スマホ決済」の利用が若干増加していた。これまでも、「現金」と「クレジットカード」「スマホ決済」を併用していたと考えられるが、現金利用に対しての意識が変わったのは、コロナ禍境にしたこの時期だと思われる。
買い物に出かける頻度、「毎日~3日おき」が増加
また、買い物に出かける頻度は、毎日~3日おきが増加。購入商品は食料品や日用雑貨、医薬品が前回調査時から若干減り、衣類や趣味に関する商品、化粧品などが増えていた。長引く自粛生活で購入を控えてきた商品の需要が出てきていると思われる。
インターネット通販を「よく利用する」と答えたシニアは前回調査時より11%減っていたが、「全く利用しない」という回答も10%減少。ネット通販の購入商品は通常の買い物と同じ、食品や飲料、日用雑貨が上位を占め、若年層と同様に書籍やデジタルコンテンツの購入も多い。シニアもネットを利用して幅広い商品を選択し購入していると考えられる。
「情報収集手段・頻度」に関しては、前回調査時から大きな変化はなく、「テレビニュース」「ネットニュース」「新聞」で70%を超える。「新聞」の割合が多く、「SNS」が少ないのが特徴ともいえる。前回調査時は、コロナ禍の不安からニュースをみる頻度が急増していたが、今回は「増えた」との回答が減少。最近は、情報の収集も安定して習慣化していると予想できる。
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