「ポスケットサービス」が横浜市のプロジェクトに採択

市は、コロナ禍の影響を受けている商店街支援を掲げ、企業などから新たなIoT製品やサービスに関する提案を受け付け、試験導入を希望する商店街とのマッチングを進めている。レスティルは、このプロジェクトの採択企業として、反町駅前通り商店街、松本通商店街、松本3丁目商店会の希望店舗で8月31日まで、「ポスケットサービス」の試験導入を実施する。

ポスケットサービスは、地域のお店と近隣の消費者がチャットベースでつながる地域限定の新しいネット通販モールの仕組み。事業者はポスケットに出店することで消費者とつながり、商品やサービスを提案できる。また地域の消費者はポスケット出店店舗の中から気になったお店があれば、問い合わせや商品・サービスなどを購入できる。

すべての取引をチャット上で実施

ポスケットはすべての取引がチャット上で行われ、いままでのECにはないきめ細やかな対応が可能となるだけでなく、一度でも問い合わせや商品購入があった利用者とは、共通のチャットを介した継続的なコミュニケーションが可能となる。さらに、決済方法や商品の受け取りなどについても、距離が近い狭域商圏ならではの柔軟対応ができる。



ネット上のポスケットサービスにより、地域の店舗と近隣消費者との間に商取引などのコミュニケーションが発生し、それにより消費者の利便性が上がり、参加事業者のメリットにつながったかを検証するのが実証実験の目的。期間中にポスケットサービスにユーザー登録した消費者の先着100人に、ポスケット内での買い物に使える500円相当の「ポスケット専用ポイント」をプレゼントする。ユーザー登録は無料。

■『レスティル』
https://lestyle.co.jp/