『カクベツ』は一般消費者と酒蔵の「橋渡しサイト」に

全国の酒蔵を集めたサイトは、苦境下にある酒蔵が一般客に直接販売できるプラットフォームの提供となる。酒蔵への応援と酒類業界の活性化を展望し、多くのお酒好きの人たちに、「酒蔵の想いやこだわり」も感じてもらいながら個性的なお酒を味わってもらいたい。そんな「橋渡しサイト」をめざす考えだ。

サイト名の『カクベツ』は、お酒とつまみで「格別（カクベツ）」なひとときを過ごしてほしい、という思いを込めた。また、酒蔵のある地域には、そのお酒に合った地域自慢の食材も豊富。今後はそんな食材なども取り扱っていく予定という。

『カクベツ』出店者を募集中、将来的には海外展開も

新たな販売チャネルとなる『カクベツ』は、145万人の会員を持つ同社の「なんでも酒やカクヤス」ネットショッピングサイトとのアカウント連携で、送客が可能になることが特徴だ。さらに、出店する酒蔵が負担する手数料率は5％(クレジットカード手数料込み)。発生した売上金額のみが対象。初期・月額費用は発生しない。

同社は、酒蔵と食材業者の出店拡大と、全国の一般購入者に商品を届けることとともに、将来的には海外への販路拡大も視野に入れ、酒類業界のさらなる売上拡大に繋げたいとしている。現在、『カクベツ』に出店を希望する酒蔵を募集している。詳細を聞きたい人を含め、特設のメールアドレスに問い合わせを。

■酒蔵問合せ窓口『カクベツ』出店者担当
kakubetsu_shop@kakuyasu.co.jp