2021.03.02 ECモール
メルカリ、アリババグループの「淘宝」「閑魚」で越境EC開始
(株)メルカリは1日、越境ECのインフラ構築サポートを提供するBEENOSグループの協力のもと、中国で最大のECプラットフォームを運営するアリババグループのCtoCマーケットプレイス「淘宝(タオバオ)」とフリマアプリ「閑魚(シェンユー)」と連携し、中国での越境販売を開始すると発表した。
日本企業が「閑魚」と連携するのは「メルカリ」が初
メルカリによると、越境EC市場は一層の市場拡大が予想され、特に中国のEC化率は世界平均大きく差をつけ、今後は農村部のEC利用が本格化することでさらなる成長が見込まれているという。
メルカリは、2019年11月から越境販売を開始した。これまでの越境販売を通し、中国のユーザーからの需要や中国市場のポテンシャルを考慮し、アリババグループの「淘宝」「閑魚」での越境販売開始を決めた。連携開始で、中国から「メルカリ」の一部商品の閲覧と購入が可能になる。「閑魚」との連携は、日本企業として「メルカリ」が初めてという。
「メルカリ」出品者はこれまで通りの取り引きが可能
「淘宝」と「閑魚」は、いずれもアリババグループが運営するECプラットフォームだ。「淘宝」は中国最大級のCtoCマーケットプレイスであり、あらゆるカテゴリーの商品を網羅的に取り扱っている。「閑魚」は、「淘宝」内の中古品取引用サービス「淘宝二手」を起源とし、現在は月間利用者数9000万人を超える中国最大のフリマアプリだ。
「淘宝」または「閑魚」上で中国のユーザーから注文が入ると、BUYEE公式アカウントが「メルカリ」上の商品を代理で購入し、検品と梱包後、中国へ発送する。「メルカリ」の出品者は、これまで通りの配送方法と配送料での取り引きが可能だ。
「メルカリ」は20年10月から、「淘宝」と「閑魚」で実証実験を行ってきた。実験開始初日に「メルカリ」の商品が購入されるなど、想定より早く社内目標を達成し、中国のユーザーからの確かな需要が分かったという。ライブコマースによる売買が盛んなことを受け、「淘宝」でライブ販売も実施した。今後も中国需要の傾向に合わせた施策に取り組むことで、日本国内のユーザーにとっても、より売れやすい環境をつくっていきたいとしている。
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