2021.02.03 通販会社
スクロール3Q、純利益が4.3倍に…巣ごもり消費で通販・支援事業が好調
(株)スクロールがこのほど発表した2021年3月期第3四半期(20年4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比16,1%増の658億8100万円、営業利益が同150.8%増の63億7200万円、純利益は同336.4%増の45億1500万円となった。
EC事業が売上をけん引
売上高は、巣ごもり需要の好影響が継続した通販事業をはじめ、物流代行や決済代行、メディア事業が伸長したソリューション事業、アウトドア商材や在宅商材が好調だったeコマース事業が牽引し、増収となった。利益面でも通販事業の収益基盤の強化により増益となった。
通販事業の売上高は333億1800万円(前年同四半期比18.1%増)、セグメント利益は56億5300万円(同140.1%増)だった。新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛の意識の高まりなどに伴い、ホームウェアをはじめとする在宅商品を中心に売上が増加。こうした中、商品調達方法の見直しによる2.8%の原価率低減や、効率的なカタログ配布で4億円の販促費の低減に取り組むなど、事業効率の向上による収益の最大化を推進した。
EC事業のセグメント利益は3倍に
ソリューション事業は、売上高が130億4000万円(同21.3%増)、セグメント利益は6億7700万円(同114.7%増)。顧客であるEC・通販事業者の巣ごもり消費などに伴う需要拡大が継続。物流代行、決済代行サービス及びアフィリエイトをはじめとするメディア事業の売上が増加した。また、20年5月に茨城県つくばみらい市で稼働した大型物流センター「SLCみらい」の新規顧客獲得に向けた営業活動に注力し、全国通販3PL戦略を推進していく。
eコマース事業の売上高は170億4400万円(同19.2%増)、セグメント利益は7億5500万円(同203.1%増)となった。実店舗の休業や外出自粛の影響で消費動向や生活様式が変化する中、キャンプ用品(同33%増)やフィッシング用品(同59%増)などのアウトドア用品や、インテリア・雑貨(同34%増)などの巣ごもり需要商品の売上が増加した。さらに、防災意識の高まりに伴う防災用品・備蓄品などの需要増により、特に自治体向けの販売も増加した。
健粧品事業の売上は26%減
一方、健粧品事業の売上高は20億3700万円(同26.7%減)、セグメント損失は6億4100万円(前年同期はセグメント損失473百万円)。国内外の店舗向け卸事業を中心に、業績への影響が継続した。旅行事業の売上高は1億3400万円(同66.5%減)、セグメント損失は8000万円(前年同期はセグメント損失9700万円)となった。国内の両行自粛や海外からの入国制限などにより、売上が減少した。
これらの業績を踏まえ、20年10月に公表した21年3月期通期の業績予想を上方修正した。売上高は800億円から830億円(前期比14.3%増)、営業利益は44億円から64億円(同198.3%増)、純利益は32億円から45億円(同539.5%増)をそれぞれ見込んだ。
第3四半期で、通販事業をはじめ、ソリューション事業、eコマース事業の売上が好調に推移。加えて売上原価の低減や販促費のコントロールなど、事業効率の向上に向けた施策の効果により、各段階利益が当初の予想を大幅に上回る見込みとなったことによる。
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