2021.01.04 調査・統計
コロナ禍でEC購入増の商品ジャンル、1位は健康食品…その他は変化なし
ECサイト構築や通販システム構築・支援を手掛ける(株)エルテックスはこのほど、2013年から実施している通販に関する「消費者の行動や意識調査 2020」の結果を発表した。今年はコロナ禍の1年。購入が増えた商品ジャンルは「健康食品・サプリメント・薬」だったが、通販チャネルでの購買傾向は、コロナ禍以前と極端には変わっていない結果となった。
コロナ禍でもここ数年のトレンドが反映される結果に
11月下旬から12月にかけて、600人を対象とした調査では、通販を利用する消費者の「周辺を取り巻く環境」「消費行動や利用動向」などを集計・分析。顧客である通販企業の先の、一般の消費者行動や意識を把握することで、通販やECに関するソリューションサービスを改善し、提供しているサービスの強化やビジネスの貢献につなげていくのが目的だ。
今回は、そのPart1として、「通販でよく購入する商品(ジャンル)」「4月の非常事態宣言以降、コロナ禍で購入が増えた商品」「同じく非常事態宣言以降、商品に対する関心度が高くなったもの、低くなったもの」の調査結果を公開した。
それによると、複数・単一回答ともに、通販での購入商品は、ここ数年のトレンドがある程度反映される結果となり、「家具・キッチン用品」が-10.8ポイントと低下したが、その他の商品では極端に大きな変動はみられなかった。他の調査で、通販・ECの売上が拡大しているとの報告や、お取り寄せ食材などに人気が高まっているとの報道もあるが、通販では全般的な商品で購買が底上げされているのかも知れない。
関心度の高まりで「食料品・飲料・お酒」がトップに
非常事態宣下以降、トップとなったのは「健康食品・サプリメント・薬」と想定内の結果だったが、続いて「ファッション・腕時計」「食料・飲料・お酒」が続き、外出してショッピングや外食ができなかったことがこの2ジャンルのスコアを高くしたと考えられる。その他、「本・電子書籍・CD/DVD/Blue-ray」「化粧品」「日用品」といった商品も僅差のスコアで並んでいて、スコアの高低の差はあるものの全般的にスコアは上昇していた。
さらに商品(ジャンル)についての「関心度」の高まりでは、「食料品・飲料・お酒」がトップ、「本・電子書籍・CD・DVD・Blue-ray」「健康食品・サプリメント・薬」の順となり、いずれも30%台だが、実際の購入実績について聞いた内容とは異なった結果になった。
また、「ファッション」「化粧品」については関心もある程度高まった一方、関心が低くなったスコアも高く、このジャンルでは、特に「関心が高くなったVS低くなった」という2極化が顕著。外出制限やテレワークの推奨などが、消費者心理へ影響を及ぼしたと言えそうだ。化粧品では、「関心がややなくなった」が12.2%、「ほとんどなくなった」が8.3%となり、関心度の低下ではトップだった。
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