2020.11.19 通販支援
EC購入→生活導線の600店舗で商品受取…ヤマト運輸が新サービス
ヤマトホールディングス(株)とヤマト運輸(株)は18日、Doddle Parcel Services Ltdの「Click & Collectシステム」を導入し、ヤマト運輸と契約した特定のECサイトで購入したEC商品を、顧客の生活導線上の店舗で受け取ることができる新たなサービスを、24日発送分(25日受け取り分)から開始すると発表した。約600店舗から開始し、順次拡大を図る。
マルイ・モディ・はるやま・フォーエル・天満屋ストアなどが受取拠点に名乗り
ヤマトホールディングスとDoddle社は3月、利便性が高く、デジタル化された新たな受け取りサービスを提供することで合意し、8月からEC商品の受け取り拠点となる店舗の全国募集を開始していた。
その結果、関東を中心に展開する「マルイ」「モディ」や、全国展開するファッション専門店「はるやま」「フォーエル」、中国地方を中心に展開するスーパーマーケット「天満屋ストア」、福岡県を中心に調剤薬局やドラッグストアを展開している「大賀薬局」、その他ホームセンターなど、全国の約600店舗からの申し込みを受けた。
受取店舗で割引クーポン取得も
利用者は生活導線上にある店舗で受け取れることで、商品の受け取りに関する利便性が拡大するだけでなく、受け取り店舗で利用できる割引クーポンなどが取得でき、お得に買い物ができるなどのメリットもある。
受け取り店舗は新たなシステム投資の必要がなく、専用端末を置くだけですぐにサービスの導入が可能で、新規顧客の集客効果やついで買い、クーポン発行による購買促進効果が期待できる。Doddleの展開国での調査では、サービスを利用するEC購入者の約70%が受け取り店舗で買物をするという結果が出ているという。
商品の受け取りの流れは、ECサイトで商品を購入した後、ヤマト運輸から届くメールのURLから受け取り店舗を選択/商品が店舗に到着すると、二次元バーコードが添付された納品完了メールが届く/受け取り店舗で利用できる割引クーポンも取得可能(一部店舗のみ)/
受け取り店舗に出向き、二次元バーコードを提示して商品を受け取る――。
物流のDXを加速へ
Doddle社は英国・ロンドンに本社を置き、世界中の物流事業者やEC事業者が、EC購入品の配送と返品サービスで差別化を図り、顧客ロイヤリティを育む新体験を提供できるよう、支援している。専門知識とテクノロジーは、ASOS、Amazon、United States Postal Service、Australia Postをはじめ、世界中のリテールおよび物流の大手企業で採用されている。
同社とヤマトホールディングス、ヤマト運輸は今後も連携を深め、受け取り店舗の拠点拡大を進めるとともに、物流におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに加速し、EC事業者やEC利用者、物流事業者、受け取り店舗など、ECに関わる全てのステークホルダーに持続的に価値を提供できるECエコシステムの構築を進めるとしている。
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