2020.10.12 通販会社
ナルミヤ中間期は6億9000万円の営業損失、EC売上は48%増と好調
(株)ナルミヤ・インターナショナルがこのほど発表した2021年2月期第2四半期(20年38~8月)連結決算は、売上高が前年同期比21.4%減の119億5300万円、営業損益は6億9000万円(前年同期は営業利益4億200万円)、純損失は6億7900万円(前年同期は純利益1億7200万円)となった。
コロナ禍と異常気象で店販は苦戦
新型コロナウイルスの感染拡大は、子供服などの販売事業を手掛ける同社グループも大きな打撃を受けた。第1四半期での店舗の臨時休業や営業時間の短縮に加え、第2四半期は、7~8月にかけての第2波による外出自粛と異常気象、特に子供服では夏休みの短縮や冠婚葬祭・イベントなどの中止による影響を受け、直営店販売は前年同期を下回った。
EC売上は37億円、全社売上比率は31%に
一方、EC販売は好調に推移し、売上高は前年同期比48.4%増の37億5900万円を計上した。全社売上に占める割合も31.4%となり、前年同期から14.7ポイントの大幅上昇。既存店売上高(単体)は前年同期比56.6%増となり、新規顧客獲得数(同)も、同78%増となる59万4000人に達した。
チャット接客など積極導入が奏功
緊急事態宣言下での直営店舗からの在庫移動や人的資源の異動に加え、クリック&コレクトやチャット接客による顧客満足度向上のための仕組みを導入するなど、経営資源を集中。オンラインセールを積極的に展開した効果などで増収増益となった。
実店舗は、販売戦略として、ショッピングセンターでボーイズブランド「GRAZOS(グラソス)」の4店舗を展開し、「petit main(プティマイン)」のコンセプトを継承したジュニアブランド「Lycée mine.(リセマイン)」を投入。また、百貨店では、ジュニア向け3ブランドを休止し、外資系ライセンスブランドの「Paul Smith JUNIOR(ポールスミスジュニア)」を投入した。
ショッピングセンター売上は32%減
しかし、コロナ禍の影響で、ショッピングセンターの売上高は43億5500万円と前年同期比32.2%減、百貨店売上高も24億9000万円と同42.3%減となり、どちらも減収減益となった。
新規事業のフォトスタジオ事業は、既存店でもコロナ禍の影響から順調に回復しているため、1店舗を新たに出店した。今期までの出退店の状況は、百貨店に15店舗、ショッピングセンターに4店舗、アウトレットに1店舗を出店。百貨店の150店舗(8月に実施したジュニア向け3ブランドの休止による)、ショッピングセンターの1店舗を退店した。また、グループ企業の(株)ハートフィールのボーイズブランド「GRAZOS」の直営店舗4店舗を出店した。
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