2020.07.10 ECモール
セブン&アイHD、1Qは減収減益…omni7のEC売上は4%増
(株)セブン&アイ・ホールディングスが9日発表した2021年2月期第1四半期(20年3~5月)の連結決算は、売上高にあたる営業収益が前年同期比12.8%減の1兆3918億2800万円、営業利益が同21.0%減の713億9000万円、純利益が同73.2%減の139億3700万円となった。
国内コンビニ事業も減収減益
緊急事態宣言発令に伴い、特に百貨店、総合スーパー、専門店は大幅な営業自粛を余儀なくされた。一方、コンビニ、食品スーパーはニーズに対応するため、生活必需品の供給を継続した。セブン‐イレブン・ジャパン、セブン‐イレブン・沖縄、7-Eleven,Inc.の加盟店売上を含めたグループ売上は、同8.1%減の2兆6607億3300万円となった。第1四半期における為替レート変動に伴い、営業収益は86億円、営業利益は1億円減少した。
国内コンビニエンスストア事業の既存店売上は、新型コロナウイルスの感染症拡大に伴う外出自粛要請の影響により前年を下回り、営業利益は前年同期比13.3%減の522億2400万円。自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は、同4.8%減の1兆1776億97 00万円となった。
EC売上ではネットスーパーのみ減収
ECモール「omni7」を経由したEC売上は同4%増の258億7600万円を計上。セブンネットショッピングは同7.8%増の53億8000万円、(株)セブンミールは同5%増の59億2100万円、(株)イトーヨーカドーは同45.3%増の18億1200万円、イトーヨーカドー(ネットスーパー)は同8.8%減の93億8100万円、(株)アカチャンホンポは同23.3%増の21億6600万円、(株)そごう・西武は同16.9%増の7億6800万円、(株)ロフトが同55.9%増の4億4600万円となった。
イトーヨーカドーのネットスーパーを除き、すべてのECサイトで売上が向上した。また、グループ会社の(株)ニッセンホールディングスは、売上高が同0.6%減の102億2000万円、売上総利益は同0.3%増の49億1200万円、営業利益は同82.0%減の2400万円となった。
新型コロナの影響で業績予想を下方修正
新型コロナウイルスの影響が不透明として発表を見送っていた業績予想について、第2四半期(累計)の営業収益は前年同期比16.7%減の2兆7600億円、営業利益が同20.0%減の1640億円、純利益が同49.4%減の560億円を見込んだ。また、通期の営業収益は、前期比14,3%減の5兆6920億円、営業利益は同24.1%減の3220億円、純利益は同45.0%減の1200億円を見込んでいる。
コロナ禍の拡大は上期で緩やかに収束へ向かうものの、新たな生活様式への変化による影響は今期末まで残ると仮定したもので、収束時期によっては変動する可能性があるとしている。
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