2020.05.19 調査・統計
企業のECサイト利用、「欲しい商品が公式サイトにしかないから」が理由
ECサイト構築システムなどを提供するGMOシステムコンサルティングが19日発表した「D2Cサービスを利用する消費者調査」によると、EC・通販会社の公式ECサイトを利用するユーザーの約4割はAmazonや楽天市場などのECモールと、通販会社の公式サイトを使い分けていることがわかった。
同調査はECサービスを利用したことがある20~60代の男女552人を対象にしたインターネット調査で、調査機関はGMOリサーチ(株)。
公式サイト利用の最大の要因は「欲しい商品があるから」
ECサイトを利用した際の購入先についての質問では、「ECモール」を利用している人は48.6%、「通販会社の公式ECサイト」を利用している人は12.9%、2つのサイトを使い分けている人は38.6%に上り、EC・通販利用者の約4割がECモールと通販企業の公式ECサイトを使い分けていることがわかった。
通販会社の公式ECサイトを利用する理由は、1位が「欲しい商品が公式サイトにしかないから」で48.9%、2位が「クーポンやポイントの利用ができるから」で34.2%、3位が「モールより価格が安いから」で30.6%となった。クーポンやポイントより、公式サイトでしか買えない商品があることが、公式ECサイトを利用する大きな要因になっていることがわかる。
公式サイトの定期継続率は3割
利用している商品ジャンルでは、家電・AV機器、食品・飲料品などが多かった。公式ECサイトでの定期購入率は約3割。定期継続の理由は1位が「継続して利用が必要な商品(健康食品・化粧品など)を購入しているから」(52.2%)、2位が「定期購入すると価格が安いから、特典がつくから」(50.0%)だった。
継続しない理由の1位は「いろいろな商品を試してみたい」(52.6%)だった。
▽関連資料
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
AIタッガー for Yahoo!|検索エンジンを味方に、見つかる力を最大化
-
3
Amazonビッグセールで 売上を8倍までのばした 広告運用術
-
4
【Amazon】運用ガイド:サムネイル作成時のポイント解説
-
5
AIタッガー for 楽天市場|検索エンジンを味方に、見つかる力を最大化
ニュースランキング
-
1
「しばりなし」定期購入の申込でアップセル “ちょっと待った”は違法の恐れ(前編)
-
2
Yahoo!トラベル、返礼品に地域共通割引クーポンを用意した「ふるさと納税サイト」開設
-
3
インターネット広告174事業者とSNS広告122事業者を指導…東京都
-
4
消費者庁、来年度予算案の概算要求 デジタル取引の監視・執行を強化
-
5
日本通運、海外商品の日本向け越境EC物流サービスを開始