2020.05.11 調査・統計
新型コロナのEC影響、緊急事態宣言の全国拡大で注文数50%増も
レスポンシブWEBデザインのECサイト構築などを提供する(株)ロックウェーブがこのほどまとめた「新型コロナウイルス感染拡大がECサイトの注文件数へ与えた影響」によると、緊急事態宣言による外出自粛と大型連休が重なったことで「巣ごもり消費」に拍車がかかり、大きく加速していたことが分かった。
4月最終週の平均は110%増
モバイルファーストマーケティングラボを運営するロックウェーブのECサイト構築プラットフォーム「aishipR」を利用するECサイト約1000社の利用状況データから探った。調査のスタートは3月8日。大型連休に突入する4月29日までのテータを、昨年の同時期と比べた。
それによると、注文件数全体としては総じて増加。ECの利用も全体的に増えていた。3月8日の時点で139%。
4月7日(135%)に緊急事態宣言が出された後の注文件数の伸び率が、それ以前の期間に比べて高くなったのも特徴だ。さらに、16日(149%)に緊急事態宣言が全国に拡大された後には伸び率が大幅に増加。4月最終週の平均は210%の注文件数となり、急増した。緊急事態宣言の全国拡大以降は、土曜日の注文数が多いという傾向もみられた。
同27日を挟んだ前後4日間をみると、後の4日間は前の134%。29日の注文数は4月1日と比較して250%となり、EC利用に拍車がかかっている様子がうかがえた。また、22日に政府の専門家会議が「人との接触8割減」の一つに、「待てる買い物は通販で」と提言、推奨したことも影響がありそうだ。
外出増えた3月連休は注文数若干減
ちなみに、3月20〜22日の3連休は、いわゆる気の緩みで外出が増えたためか、注文数は若干減少。底の22日は123%だった。
お取り寄せグルメなど食品の需要増
前年比で注文件数が増加したショップをジャンル別に集計すると、食品が最大で45.2%を占めた。特に、地方特産品ジャンルの伸びが大きかった。「巣ごもり消費」で普段は食べられない食材など、いわゆる「お取り寄せ商品」のEC需要が拡大していた。
また日用品(15.5%)、美容・コスメ(10.7%)、インテリア・雑貨(9.5%)のジャンルも前年比で拡大が見られた。対面販売の減少や接触リスクの低減、実店舗の一時閉鎖などで、ショップ側も積極的にECへ切り替えている姿勢がもうかがえた。
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