MMD研究所がこのほど公表した「MNO楽天モバイルの発表プランに関する意識調査」によると、8日からスタートする「Rakuten UN-LIMIT」に魅力的に感じている人は半数近くに上っていることが分かった。スマートフォンを所有する18~69歳の男女2000人に聞いた。
大手3キャリア費用感は1万円近く
調査対象の所有するスマホの通信会社は、「docomo」が35.6%、「au」が22.3%、「SoftBank」が14.9%、「Y!mobile」が6.6%、「MVNO」が19.4%。月々の通信料金は、大手3キャリアは「7000~1万円未満」の29.6%が最も多く、Y!mobileとMVNOを合わせた格安SIMの最多は「2000円未満」で39.6%。平均では、大手3キャリアが格安SIMの約2.4倍の金額となっていた。
「半年以内に乗り換えたい」多く
「半年以内で乗り換え検討しているか」の問いでは、大手3キャリアユーザーは「乗り換えたい」が9.1%。「やや乗り換えたい」を加えると乗り換え検討者は30.3%。格安SIMユーザーは「乗り換えたい」が6.4%で、「やや乗り換えたい」を含めると26.2%だった。
楽天モバイルの内容理解率は3割
全員に「楽天モバイルが携帯キャリアサービスを始めることを知っているか」を聞いたところ、「知っており、内容をよく理解している」が9.0%、「知っており、内容をやや理解している」が21.2%、「知っているが、内容をあまり理解していない」が29.7%、「知っているが、内容を全く理解していない」が15.8%。認知は75.6%、内容理解は30.2%となった。
既に申し込みは2.2%
「知っている」と回答した1512人に、新プラン「Rakuten UN-LIMIT」について聞いたところ、「すでに申込をした」と回答した人は2.2%、「申込を検討している」が7.8%、「興味はある」が46.0%、「興味はなく、検討もしていない」が43.9%となった。
これを「半年以内に乗り換えを検討している」の回答者別にみると、「乗り換え検討者」は先行申込した人が11.1%、申込を検討している人が22.2%、検討まではいかないが興味はある人が46.7%となり、乗り換え検討している人は楽天モバイルの新プランに申込や興味が高いことが分かった。
全員に、「Rakuten UN-LIMIT」のプラン内容を見せて魅力的に感じるかどうか聞いたところ、「魅力的に感じる」人が10.2%、「やや魅力的に感じる」人が36.7%となり、魅力的に感じている人は46.9%となった。
これを「半年以内に乗り換えを検討しているか」の回答者別にみると、「乗り換え検討者」と「やや乗り換えたいと思う」をあわせた検討者は「魅力的に感じる」「やや魅力的に感じる」を合わせて、魅力的に感じている割合が6割を超えた。
通信無制限と価格に魅力
「Rakuten UN-LIMIT」のプラン内容に魅力的に感じると回答した男女937人に、新プランで魅力的に感じる点を複数回答で聞いたところ、「月々2980円」が最も多く61.3%、次いで「データ通信が無制限」が52.8%、「通話が無制限」が47.2%となった。
不安は「通信エリア制限」
「Rakuten UN-LIMIT」の課題点を見せて不安に感じると回答した男女1365人に、不安に思う点を複数回答で聞いたところ、「通信エリアに制限があること」が最も多く37.1%、次いで「新しいサービスのため、通信が不安定になる可能性があること」が29.6%だった。
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