2019.08.16 通販会社
富士山マガジンサービス2Qは増収減益、ユーザー獲得コスト増で
(株)富士山マガジンサービスがこのほど発表した2019年12月期第2四半期(1~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比35.9%増の21億300万円、営業利益が同10.2%減の1億1000万円、純利益は同25.6%減の6300万円となった。

登録・課金ユーザーは着実に伸長
同社サービスの基盤となるインターネット環境は継続的な拡大基調にある一方、雑誌の販売の落ち込みは一層、加速している。同社はこうしたなか、定期購読者の囲い込みや新規読者獲得のため、引き続き各マーケティングチャネルの充実やSEO対策、リテンション対策を実施。WEB経由以外でも新規購読者数を増やすために、出版社が管理する既存の定期購読顧客の管理を移管し、購読顧客の獲得や管理、配送までを一括で受ける「Fujisan VCS(Fujisan Value Chain Support)」の展開および法人顧客開拓に力を入れてきた。
この結果、一般・法人を含む総登録ユーザー数は約311万人、うち継続課金ユーザー数は59万人余となり、雑誌出版市場が大きく縮小する中、着実な伸びを見せている。しかし、その一方でユーザー獲得コストは増加することとなった。
配送請負で配送費を削減
デジタル雑誌関連の事業については、(株)電通と合弁で設立した(株)magaportの事業開始に伴い、従来の「Fujisan.co.Jp」上でのデジタル雑誌販売だけでなく、他電子書店向けの取次分野や派生するサービス領域事業に取り組んでいる。雑誌読み放題サービスにおいては着実に統合の成果が見え始め、同社第2の柱に育ちつつある。
コスト面においては、主に配送請負について、さまざまな施策に取り組んだ結果、想定コストと比較して、発生するコストを抑えることができたとしている。
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