2019.06.25 通販支援
置き配で再配達防止へ…JP、宅配バッグ「オキッパ」10万個を無料配布
日本郵便(株)とYper(株)は24日、Yperが開発・販売する宅配便受取用バッグ「OKIPPA(オキッパ)」を抽選で10万世帯に無料配布する「置き配普及キャンペーン」を開始。参加者を専用サイトで募集している。

アンケートへの回答、月2~3回通販利用が条件
「OKIPPA」は、アプリと連動する置き配バッグで、折りたたむと手のひらサイズになる袋。玄関前に吊り下げるだけで、宅配物を玄関前で受け取れる仕組みとなっている。昨年12月、東京杉並区で実施した1000世帯を対象とした実証実験では、再配達を約61%削減した。今回、日本郵便の「置き配普及キャンペーン」として、「OKIPPA」10万個を無料配布することで、社会全体での再配達率の削減を目指す。
同キャンペーンの主な応募条件は次の通り。
- 当選後、使用状況などに関する2回のアンケートに回答すること
- 現在月に2~3回以上、通販で購入した商品を宅配便で受け取っていること
- オートロック環境の住居ではないこと
- 「OKIPPA」を転売・譲渡などしないこと
- 配達が完了した荷物に紛失があった場合に、日本郵便が一切損害賠償を行わないことに同意すること…など。
毎週1回無作為に抽選を行い、当選者には「OKIPPA」を随時配送する(当選は連絡なし)。抽選に外れた場合も、翌週の抽選に自動的にエントリーされる。これまで日本郵便では、宅配ボックスの利用時に「指定場所配達に関する依頼書」の提出を求めていたが、今後は「OKIPPA」を利用する場合に限り、申請書の提出は不要とする。
置き配荷物待ち・再配達ストレスを解消
「置き配」は再配達削減へ取り組みとして国交省が推進。利用者があらかじめ指定する場所に非対面で配達することで、配送員の負荷も減少させるだけでなく、ユーザーの荷物待ちストレスおよび再配達ストレスを解消することができる。

「OKIPPA」は玄関口に固定する専用ロックと内鍵(ダイヤル式南京錠)の付属により、通常の置き配と比較して、盗難や個人情報漏洩のリスクを大幅に低減できるのが特長。置き配バッグとアプリとの連動により、バッグに荷物が預入されるとアプリに通知が入るほか、東京海上日動と共同開発した専用の置き配保険(盗難補償)に加入できるなど、利用者が安心できる仕組みを備えている。
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