2018.10.23 調査・統計
通販健食市場、3.6%増の5040億円…機能性表示食品が好調
PCマーケティングリサーチ(株)が22日発表した健康食品の通販事業戦略についての調査結果によると、17年度(17年4月~18年3月)の通販健康食品市場は、前年度比3.6%増の5040億円となった。その規模はこの10年間で約1.4倍に拡大している。
同調査は、通販主体の健康食品企業(化粧品系/製薬系/化学系など)の通販事業戦略について調査したもの。調査期間は18年6月~10月。
機能性表示食品を展開する企業が好調
通販健康食品市場を主要企業別にみると、17年度はファンケルや味の素、富士フイルムヘルスケアラボラトリーなど、機能性表示食品の展開に注力する企業が売上を伸長。このうち味の素は前年度比19.1%増、富士フイルムヘルスケアラボラトリーは同14%増の好調な推移となった。
分野別では、サプリメントは訴求力の高い機能性表示食品が市場を牽引して同3.2%増加。青汁はクロスセルでの販売が好調に推移し、同4.8%増となった。飲料はトクホの野菜飲料や機能性表示食品の粉末緑茶などが中高年層を中心に売上を伸ばし、同6.6%増となった。
「生活習慣病」「ロコモ」対策商品が好調
訴求別では、新商品の投入や機能性表示食品へのリニューアルが活発に行われた「生活習慣病」と「ロコモ」対策の商品がそれぞれ同8%増、同6.8%増となり好調に推移した。
18年度は、同3.2%増の5202億円で推移する見込み。高齢化の進展に伴う健康ニーズの高まりを背景に、引き続き機能性表示食品が拡大傾向にあり、今後市場の成長につながる見通し。
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