トランスコスモス（株）は３日、新たなサービス拠点となる「ＢＰＯセンター佐世保」（長崎県佐世保市）を新設し、１９年１月から業務を開始すると発表した。

２０２１年に４００人体制に拡大へ

　「ＢＰＯセンター佐世保」では、１５年５月に設立した「ＢＰＯセンター長崎」と同様、主に人事・総務・経理などのコーポレートバックオフィスを主体とした業務を提供する予定。また、ナレッジを両センターで共有し、専門性の高い人材を育成することで、業務の拡大を図る。２１年には４００人体制に増員する。

　ＢＰＯサービスの需要は、人材不足に起因する人材の有効活用意識の高まりや、働き方改革の実現に向けた業務効率化などの企業ニーズにより拡大傾向にある。

　同社では、品質やコストの最適化を実現するために、オペレーションとデジタルを融合した「Ｄｉｇｉｔａｌ ＢＰＯ」を推進。オペレーション領域では、国内外にあるＢＰＯセンターを活用し、業務特性に合った企業戦略「オペレーショナル・エクセレンス」を追求している。さらに、コスト最適化、優秀な人材確保などの観点から地方型サービスの展開を強化し、雇用創出を通じて地域社会の活性化・発展に貢献する方針を示している。