2018.08.31 通販支援
スクロール360、つくばに新物流センター「SLCみらい」建設
スクロールグループの(株)スクロール360は29日、関東エリア(茨城県つくばみらい市)に新たな物流センター「スクロールロジスティクスセンターみらい(仮称):SLCみらい」を建設し、2020年4月の稼働を目指していることを発表した。これにより、現在の中部エリア・関西エリアと合わせて、全国3大拠点での物流ネットワークが構築される。
関東エリアの物流センターでクライアントの多様なニーズに対応
全国を網羅する物流ネットワーク構想の基盤となる物流センターが関東エリアに完成することで、EC・通信販売事業者向け物流受託事業での物流コストを低減するほか、配送リードタイム短縮、物流拠点の多極化によるBCP対策など、さまざまなクライアントニーズへの対応や新たなマーケティング支援が可能となる。
さらに今後、中部エリア(SLC浜松/SLC浜松/SLC磐田)、関西エリア(SLC関西)とのシステム連携を図ることで、物流コストの削減、リードタイムの最適化などのサービス改善を推進。コンタクトセンター、決済サービス、越境EC支援などを拡充する。
「スクロールロジスティクスセンターみらい」では、保管効率を最大限に高めたストックエリア、当日入出荷可能なクロスドックエリア、EC受注の問い合わせ処理機能やコールセンター機能を有するインテリジェントエリアを完備。化粧品の製造や、ささげ(撮影/採寸/原稿作成)作業なども同センター内で行う。また、コンビニ受け取りサービス「コトリ」のアソート機能も配備する。
同施設の延床面積は約3万平方メートル(9000坪相当)、規模・構造は地上5階建・鉄骨造、投資額は約60億円(建設用地、建物、物流設備など)。
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