2018.06.04 通販支援
ロジザード、東証マザーズに上場承認…在庫管理システムで成長
(株)東京証券取引所は5月31日、クラウド在庫管理システムを提供するロジザード(株)の東証マザーズ市場への新規上場を承認した。上場日は7月4日を予定。
18年6月期は売上高22.9%増を見込む
ロジザードの発行可能株式総数は1000万株で、1単元の株式数は100株。5月31日現在、266万1500株を発行している。17年6月期の売上高は前期比6.3%増の10億7400万円、純利益は同21.7%増の5700万円だった。18年6月期については、前期比22.9%増の13億1900万円、営業利益は同52.8%増の1億3600万円、経常利益は同48.2%増の1億2900万円、当期純利益は同39.2%増の7800万円を見込んでいる。
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同社は2001年、埼玉県蕨市で(有)ロジザード(資本金300万円)として設立。04年に株式会社へと組織を変更し、05年には旧・創歩人コミュニケーションズ(株)を吸収合併している。
最近では16年、中国上海市に龍騎士供応鏈科技有限公司を子会社として設立したほか、クラウドオムニチャネルツール「ロジザードOCE(オムニチャネルエンジン)」の開発を開始。同年11月には倉庫紹介サービス「ロジザード・マッチン」の提供を始めた。
現在は、上記サービスのほかに、物流マガジン「ほぼ月刊ロジザード」の発行や物流コンサルティングの提供、通販・物流に関するセミナー・展示会の開催などを行っている。