2017.02.09 行政情報
「衣類・履物」通販、19%増と好調…12月ネット購買世帯支出
総務省が7日発表した「家計消費状況調査」2016年12月分(速報)によると、1世帯(二人以上)の16年12月のネットショッピング支出額は、前年同月比11.1%増の1万420円となった。支出総額に占める割合は同0.3ポイント増の3%だった。
ネットショッピング利用世帯の割合は、同3ポイント増の31.6%。ネットショッピング利用1世帯の支出額は、同0.6%増の3万3014円となった。
支出額では、トップが「食料」で1772円(同18.1%増)、2位が「旅行関連費」で1509円(同0.9%増)、3位が「衣類・履物」で1115円(同19.2%増)だった。
増減率では、トップが「化粧品」(同33%増)で、2位が「衣類・履物」(同19.2%増)で、3位が「食料」(同18.1%増)となった。「健康食品」は増減なしだった。
マイナスは、「保険」(同20.2%減)、「自動車等関連用品」(同8.3%減)、「保健・医療」(同3.2%減)で、その他の項目はすべて前年同期を上回った。
12月はおせち料理などの需要が高くなったことで、「食料」が支出額で1位・増減率で3位に入った。また、通販各社が年末セールなどで冬物のアパレル商品のセールを実施したこともあり、「衣類・履物」が支出額で3位・増減率で2位に上昇したと見られる。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
小林製薬の紅麹原料を入手した173社のリストを公表…厚労省
-
2
小林製薬の紅麹原料 170社以上の商品に使用
-
3
機能性表示食品のアフィリエイト広告で通販2社に措置命令…1社は取消訴訟と執行停止申立へ
-
4
「紅麹原料」問題から考察 機能性表示食品の“落とし穴”とは?
-
5
食物アレルギー表示に「マカダミアナッツ」追加…企業の任意で表示