2016.11.14 ECモール
「独身の日」取引総額は32%増の1.9兆円、越境EC1位は日本
アリババグループは12日、「独身の日」(11月11日)に中国最大級のECサイト「TMALL(天猫)」などで実施した大規模セールの取引総額が、前年比32%増の1207億円(約1.9兆円)に達し、過去最高を更新したと発表した。
同セールは11日の0時から開始し、取引額は7分で100億元(約1560億円)を超え、1時間で362億元(約5611億円)、15時間で昨年の実績912億元(約1.4兆円)を突破した。最終的に前年比32%増の1207億円(約1.9兆円)に上った。伸び率は前年比32%増となったが、昨年の前年比60%増から半減した。
今年の同セールでは、仮想現実(VR)のヘッドセットを装着すれば、仮想現実の店舗の製品を閲覧することができ、日本からマツモトキヨシも仮想店舗を出店した。また、アリババグループのビデオプラットフォーム「Youku」を通じてファッションショーを開催。取引総額の推移を、動画でリアルタイム配信した。
235の国と地域から、国際ブランドが参加し、アディタス、アップル、ナイキ、パンパース、ユニクロなどがカテゴリーのトップとなる売上を上げた。日本企業からも多数の企業が参加し、越境ECの国別売上のトップは日本で、紙おむつや洋服などの売上が拡大した。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
公取、米グーグルに独禁法の「確約手続き」適用…ヤフーへの技術提供を制限
-
2
AI利用に関する特許法上の保護 当面は現行の方針を維持…特許庁
-
3
紅麹問題でサプリメント市場が前年同期比18%減に
-
4
ECユーザーが「次も買いたい」と思う同梱物とは?
-
5
しまむら、グループ全店で「au PAY(コード支払い)」の利用を開始