2016.07.08 調査・統計
プリペイド決済市場、17.6%増の7.5兆円に拡大
(株)矢野経済研究所が7日発表した「プリペイド決済市場に関する調査(2016年)」によると、2015年度のプリペイド決済市場規模は、前年度比17.6%増の約7.5兆円に拡大した。
同調査では、事前にチャージ・購入してカードやモバイル端末で決済できるサービスを「プリペイド決済サービス」と定義。決済サービス提供事業者や導入支援事業者を対象に、直接面談などで調査した。調査期間は1月~5月。
15年度のプリペイド決済サービス市場は、非接触ICチップに記録した残高データで決済する「非接触IC型電子マネー」が堅調に拡大し、同17.6%増の約7.5兆円となった。16年度はカードでなくサーバーで残高などのアカウントを管理する「サーバー管理型電子マネー」が拡大し、同15.8%増の約8.7兆円に拡大すると予測した。
プリペイド決済市場では、ポイントプログラムなどのCRMとの融合が進んでいるほか、スマートフォンを利用したプリペイド決済サービスの利用者も拡大している。同調査では、今後はハウスカード型から汎用性のあるカードに移行しながら堅調に推移し、21年度までに約13兆円まで拡大すると予測した。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
機能性表示食品の基礎と落とし穴
-
2
オリジナル商品 Webデザインシミュレーター『i-DESIGNER』
-
3
【生成AI×EC】EC運営でのAI活用方法
-
4
【AIタッガー】SEO×AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
5
クロスセルを促進して顧客単価を向上!レコメンドサービス
ニュースランキング
-
1
【12月16日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
「カシューナッツ」アレルギー表示の義務品目に…来春施行、経過措置は2年間
-
3
「楽天市場」、海外事業者の出店ペースを3~4倍に拡大する方針
-
4
アスクル、業務委託先に付与したアカウント情報が漏えい
-
5
フィットネスクラブのキャンペーンで有利誤認の疑い、SOELUに確約手続
