2016.05.16 調査・統計
14年EC決済サービス市場、12.2%増の8兆3138億円
(株)矢野経済研究所が12日発表した「国内EC決済サービス市場に関する調査」によると、2014年度のEC決済サービスの市場規模(決済サービス提供事業者の取扱高ベース)は、前年度比12.2%増の8兆3138億円となった。
同調査の対象はECサイト向けに決済サービスを提供する事業者。調査方法は直接面談や電話・メールによるヒアリングなど。調査期間は15年11月~16年1月。
14年度はEC市場の拡大のほか、これまでは現金決算が主流だった公共料金や家賃、教育費などで決済サービスの利用が増加。EC決済サービスの市場規模は、前年度比12.2%増の8兆3138億円となった。
ECサイト向けの決済サービスは、クレジットカード情報の入力が不要なID決済やキャリア決済が広がっている。今後は、海外向けコンテンツ販売に向けた多通貨決済、加盟店を支援する後払い決済などのサービスを展開する事業者が増加すると予測した。
FinTech分野では、新たなベンチャー企業の市場参入などで、従来よりも手数料が低い決済サービスや、携帯電話番号やメールアドレスを活用して決済できる後払いサービスなどが誕生し、決済サービスの多様化が進んでいる。今後もEC市場の拡大すること、決済サービスの利用率向上や新サービスにより、20年度のEC決済サービス市場は、15兆6288億まで拡大すると見込んだ。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
AIタッガー for Yahoo!|検索エンジンを味方に、見つかる力を最大化
-
3
Amazonビッグセールで 売上を8倍までのばした 広告運用術
-
4
【Amazon】運用ガイド:サムネイル作成時のポイント解説
-
5
AIタッガー for 楽天市場|検索エンジンを味方に、見つかる力を最大化
ニュースランキング
-
1
【7月10日14時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
ECでも「推し活」が人気、ヒット商品やギフト需要も
-
3
「Qoo10」、6月のデビュー商品トップ5発表…第1位に「コラーゲンリップガラスバーム」
-
4
TBSショッピング、ふるさと納税サービス事業に参入…「ふるさとプレミアム」と連携
-
5
日本通信販売協会など5団体、「機能性表示食品公正競争規約」策定へ準備室を設置