2015.12.11 調査・統計
セキュリティ脅威予測、16年は「ネット恐喝」の年に
トレンドマイクロ(株)は10日、2016年の国内外における脅威動向を予測したレポート「2016年セキュリティ脅威予測」を発表した。
同レポートによると、2016年はサイバー犯罪者が窃取した情報を元に、インターネット利用者を恐喝する「ネット恐喝」の年になると予測。Web改ざんやDDoSといった従来のハクティビズム行為から、個人情報や技術情報を窃取した上で、その情報を材料に金銭的脅迫を行う「ネット恐喝」が個人・法人問わず大きな脅威になるとした。
また、次世代決済システムがサイバー犯罪者に狙われる可能性があると指摘。EMV(※1)クレジットカード、非接触型(RFID)(※2)クレジットカードを用いた新しいクレジットカード決済システムや、Apple PayやGoogle Walletといったモバイルウォレットのような新決済システムの安全性が、サイバー犯罪者によって試される一年になるとした。
さらにIoT(Internet of Things:モノのインターネット)分野では、IoTデバイスにおける誤動作・ハッキング・不正使用などが予想され、仕様や利用方法について議論が起こると予測した。 ※1 EMVは、主要クレジットカード会社で合意したICカードの統一規格。 ※2 RFIDは、情報を格納したタグなどから電波を介して情報を読み取る自動認識技術の1つ。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
AIタッガー for Yahoo!|検索エンジンを味方に、見つかる力を最大化
-
3
Amazonビッグセールで 売上を8倍までのばした 広告運用術
-
4
【Amazon】運用ガイド:サムネイル作成時のポイント解説
-
5
AIタッガー for 楽天市場|検索エンジンを味方に、見つかる力を最大化
ニュースランキング
-
1
【8月23日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
ネット通販の代引き配達 消費者相談が1万4000件超、偽物や連絡不能が5割占める
-
3
TikTok Shop、国際知的財産保護フォーラムのインターネットPTとパートナーシップ
-
4
消費者庁、ハッピーセット転売問題 日本マクドナルドに食品ロス防止を要望
-
5
「後払い決済」「キャリア決済」のトラブル防止策を検討へ…消費者委員会、中間整理を取りまとめ