2015.08.04 調査・統計
14年ネット広告不当表示は398件、東京都が改善指導
東京都はこのほど、2014年度中に見つかったインターネット上の不当表示など398件(336事業者)に対し、改善指示・指導したと発表した。
違反内容は「優良誤認の恐れ」が256件、「有利誤認の恐れ」が270件、「過大な景品類の提供の恐れ」が7件だった。健康食品、化粧品、美容健康関連器具で誇大な効能効果をうたう表示が多数した。不当表示の例では、合理的な根拠を示さずに「"確実に痩せる"痩身チュアブルタブレット」とうたった商品や、「化粧品販売の際、初回購入者に景品をもれなくプレゼント」などと表示し、総付景品の限度額(取引価格の20%)を超えた景品を提供していたケースなどがあった。
東京都は消費者庁にネット広告・表示の監視・指導を強化することを求めた。業界団体やモール事業者には、表示の根拠となる客観的な事実の確認、景表法などの関連法規の順守についての周知を要望した。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【成功事例7選】EC×LINE公式アカウント活用
-
2
Yahoo!ショッピング店を検索対策で売上アップ
-
3
これでセールを逃さない!EC年間イベントカレンダー
-
4
Amazonビッグセールで 売上を8倍までのばした 広告運用術
-
5
会員数2,500社以上、日本最大級の会員制サポートサービス「ECマスターズクラブ
ニュースランキング
-
1
【5月15日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
楽天1Q、売上収益が過去最高を記録…国内EC事業は6.2%増の2367億円
-
3
セキュリティ人材確保へ「登録セキスぺ」を2030年までに5万人…経産省の検討会が取りまとめ
-
4
ゴマ油などの販売でカルテル、かどや製油と竹本油脂に排除措置命令…公取
-
5
一方的な「3分の1ルール」「欠品ペナルティ」は独禁法に違反…公取