2026.07.24 調査・統計
JARO、広告への「苦情」 2025年度に過去最多の約1万2500件
日本広告審査機構(JARO)は7月23日、2025年度に受け付けた広告への「苦情」件数が過去最多の約1万2500件に上ったと発表した。電子コミックや医薬部外品などで見られるインターネット上の不快感を与える広告に対する苦情が、前年度の2倍に増加した。
出典:JARO「2025年度の苦情受付状況」より
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不快な広告への苦情が急増
2025年度の苦情件数は、前年度の1.5倍に当たる1万2589件に上り、JARO設立以来、最多となった。
その主な要因として、気持ち悪い表現、怖い表現、性的な表現に対する苦情の急増がある。不快な広告は、整腸や頻尿の関連商品を販売する1事業者への苦情が737件に上るなど、一部の事業者に集中している。
「電子書籍・ビデオ・音楽配信」の性的表現
苦情件数を業種別に見ると、「電子書籍・ビデオ・音楽配信」が1171件で最も多かった。次いで「医薬部外品」(1076件)、「オンラインゲーム」(718件)、「医院・病院」(519件)、「医薬品」(400件)が続いた。
「電子書籍・ビデオ・音楽配信」では性的な表現への苦情が多く、電子コミックの性的な広告に関するものが急増した。「医薬部外品」「医薬品」では、腸・筋肉・内耳のイラストが気持ち悪いといった苦情が目立つ。
また、媒体別に見ると、「インターネット」(7664件)、「テレビ」(3949件)、「ラジオ」(374)がトップ3。「インターネット」は前年度比77.1%増となり、苦情全体の6割を占めた。手法についても、広告が閉じられない、オプトアウトしても何度も出るなどの苦情が寄せられた。
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