2025.12.23 調査・統計
JARO、2025年上半期 広告の苦情件数が過去最多ペース…「インターネット」は前年同期2.1倍
日本広告審査機構(JARO)が12月22日発表した広告の苦情受付状況によると、今年上半期に前年同期の1.7倍となる約7000件の苦情が寄せられた。上半期としては過去最多を記録。媒体別に見ると、「インターネット」が前年同期の約2倍に急増した。
出典:JAROの発表資料より
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「電子書籍・ビデオ・音楽配信」「医薬部外品」が激増
今年上半期に寄せられた苦情は、前年同期比73.1%増の7088件。気持ち悪い表現、性的な表現、猟奇的な表現に関するものが増加した。
苦情件数を業種別に見ると、「電子書籍・ビデオ・音楽配信」が前年同期の5.5倍となる857件、「医薬部外品」が2.6倍の653件、「オンラインゲーム」が2.5倍の417件とそれぞれ激増した。
医薬部外品については1社に479件が寄せられた。バナーの画像が「気持ち悪い」「汚い」といった苦情だった。
媒体別の苦情件数を見ると、「インターネット」が前年同期の2.1倍となる4224件に急増。次いで「テレビ」(2349件)、「ラジオ」(200件)、「店頭」(107件)、「チラシ」(96件)が続いた。
「インターネット」は「電子書籍・ビデオ・音楽配信」が636件、「医薬部外品」が576件、「オンラインゲーム」が403件、「医院・病院」が224件、「通信販売」が178件。「テレビ」は、「クレジットカード」「電子書籍・ビデオ・音楽配信」「買取・売買」「医薬部外品」などで多かった。
「シミが簡単に取れる」「脂肪が消滅する」
苦情の内容を表示・表現・手法に分類すると、表示は商品やサービスの機能・性能が虚偽、誇大というものが多かった。「医薬部外品」のシミが簡単に取れる、「医院・病院」の脂肪が消滅するなどが目立つ。
表現は不快、差別的、社会的・倫理的に問題、こどもへの影響に関するもの。また、手法については、インターネット上の画面いっぱいに広告が掲載されることや、オプトアウトしても何度も表示されることなどに対して苦情が寄せられた。
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