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2026.06.16 調査・統計

食品通販市場規模 2025年度に5兆円突破の見込み…矢野経済研究所

民間調査会社の矢野経済研究所は6月15日、2024年度の国内食品通販市場規模(小売金額ベース)が前年比2.2%増の約4兆8000億円となり、25年度には5兆円の大台突破が見込まれると発表した。


食品通販市場規模の推移と予測(※矢野経済研究所の発表資料より)

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ショッピングモールが44.3%占める


直近の食品通販市場規模(小売金額ベース)は、2022年度が4兆6172億円、23年度が4兆7422億円、24年度が4兆8472億円で推移している。


業態別市場規模の構成比はショッピングモールが44.3%で最も大きく、生協(班配・個配)が32.8%、食品メーカーダイレクト販売(直販)が15.2%。このほか、ネットスーパーが5.5%、自然派食品通販・宅配が2.2%だった。


保存性が高い食品、コストパフォーマンスが高い食品、簡便性が高い冷凍食品などの需要が堅調に推移した。また、米価の高騰を背景に、インターネット上で検索・購入する動きが広がったことも、市場全体を押し上げた要因に挙げた。


食品通販の業態別市場規模構成比(2024年度)(※矢野経済研究所の発表資料より)


2025年度は5兆円突破の見込み


2025年度は同3.3%増の5兆74億円に拡大すると見込まれる。その後も右肩上がりで市場規模は拡大を続け、30年度には5兆4510億円に達すると予測している。


今後の動向について、日常食品では、重量・保存性・簡便性を備えた食品のまとめ買い需要が、引き続き下支えすると予想。一方、節約志向の影響を受けやすい高単価のお取り寄せ品の回復には、時間がかかるとみられる。


業態別に見ると、価格の比較やポイント還元で強みを持つショッピングモールに需要が集約される可能性があると分析している。





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