2025.09.30 行政情報
米の偽販売サイトで被害多発、代金支払っても商品届かず
インターネット通販で米を注文して代金を支払ったものの、商品が届かないという被害が多発していることから、消費者庁は9月30日、偽サイトのドメイン名や表示内容を公表し、消費者に向けて注意喚起した。
消費者庁による記者発表(9月30日午後)
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確認できた偽サイトは11件
消費者庁によると、4月1日~7月31日の期間に、合計223件の消費者相談が寄せられた。特に6月には128件に上った。事業者に代金を支払った額は合計で約180万円。「男女ともに50代の相談が多く、全体の36%を占めた」(消費者政策課財産被害対策室)と説明している。
消費者庁が確認した米の偽販売サイトは11件。「お米の定期便」(koshinomiya.com、ricenippon.com)、「期間限定でサイト全体が60%オフ」(hikariharvest.com)、「令和6年産(2024年産)新米あります」(natsunoroot.com)などのドメインが使用されていた。
ネット検索で上位に表示
消費者が米を購入しようとしてネット検索した結果、上位に表示された販売サイトでは、通常よりも大幅に安いことを強調していた。例えば、「お米の定期便」では、「おくさま印【精米】新潟県北越後産 特別栽培米白米 こしひかり 5㎏ 令和6年産」を1344円で、「パールライス 北海道産 無洗米 ゆめぴりか 5㎏ 令和6年産」を1302円で販売するとうたっていた。
消費者は偽サイトと知らずに、氏名・住所・クレジットカード情報などを入力し、代金を支払うが、商品は届かなかった。サイトの連絡先メールアドレスに問い合わせても返信がなく、所在地も実際には存在しないか、別の事業者のものだった。
消費者庁では、価格が極端に安い、日本語表記に不自然な点がある、事業者情報が明確でない、問い合わせ手段がメールアドレスしかない場合には、十分に注意するよう呼びかけている。
(木村 祐作)
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