2025.09.09 調査・統計
ECサイトの集客は「リスティング広告」、顧定着化は「メール配信」が最多
矢野経済研究所が9月8日発表したインターネット通販市場に関する調査の結果から、国内のECサイト運営事業者がネット通販事業で注力した取り組みとして、集客は「リスティング広告」、顧客定着化では「メール配信」、ユーザビリティでは「商品情報の拡充」がそれぞれ最も多いことがわかった。
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SNSは集客が主な目的
調査は4月~6月に実施。国内のECサイト運営事業者58社を対象に、消費者への施策や運営に関する取り組みを聞いた。
集客で注力した取り組み(複数回答)を見ると、トップ3は「リスティング広告」(67.2%)、「SEO対策」(63.8%)、「SNSを活用した集客」(60.3%)の順。次いで「ディスプレイ広告」「リマーケティング広告」「アフィリエイト広告」「インフルエンサー施策」が続いた。
顧客定着化の取り組み(複数回答)については、「メール配信(メルマガなど)」(81.0%)が最も多かった。「キャンペーン企画の実施」(58.6%)、「顧客データの管理・分析」(56.9%)も5割を超えた。このほか、「クーポンの配布」「SNS活用」「会員プログラムの運用」などが挙がった。
これらの結果から、SNSは主に集客を目的に実施され、顧客定着化の目的ではメルマガなどの従来から活用されているツールが重視される様子が浮かび上がった。
ユーザビリティは商品情報やコンテンツの拡充
消費者のユーザビリティ関連の取り組み(複数回答)は、「商品情報の拡充」(67.2%)、「サイト内コンテンツの拡充」(67.2%)、「サイトUI/UXの向上」(58.6%)が上位に並んだ。次いで「カスタマーサポート体制の強化」「決済方法の拡充」「セキュリティ面の強化」が続いた。
また、AI活用の取り組み(複数回答)を見ると、「商品レコメンド機能」(43.5%)、「顧客サポート(チャットボットなど)」(39.1%)、「商品説明文の自動生成」(28.3%)がトップ3を占めた。このほか、「不正注文検知機能」「かご落ち防止機能」などが見られた。
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