2025.09.04 行政情報
食品の「プベルル酸」汚染状況調査を実施へ、ジュース・チーズ・サプリなど対象に
消費者庁は9月4日に開催された食品衛生基準審議会の部会に、紅麹原料を含むサプリメントによる健康被害の原因物質として推定された「プベルル酸」について、食品の汚染状況の把握に乗り出すと報告した。調査対象として、サプリメントや発酵食品などを想定している。
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食品に含まれるプベルル酸の規格基準を策定へ
プベルル酸を産生させる青カビについてHACCP による衛生管理を業界に求めるため、厚生労働省は昨年12月、食品に含まれるプベルル酸の規格基準の策定を検討するよう要請。これを受けて、消費者庁では策定に向けて、食品製造でのプベルル酸産生菌の分布実態調査を実施している。この日の会合で、分布実態調査に加えて、具体的な食品を対象としたプベルル酸の汚染状況調査も行う方針を示した。
消費者庁は食品の汚染状況調査について、「分布実態調査を待っていると時間がかかるため、ある程度、(業種を)絞って今年度に実施する」(食品衛生基準審査課)と説明した。調査対象として、ジュースやドライフルーツなどの果実加工品、ブルーチーズやカマンベールチーズ、サプリメントを想定。「詳細な計画については国立衛研の先生方と議論したい」(同)としている。
5株からプベルル酸を検出
2024年度の分布実態調査では、検査会社や食品メーカーなどから菌を提供してもらい、プベルル酸の産生性に関する試験を行った。
収集した合計428株を解析した結果、5株からプベルル酸が検出された。そのうち、食品メーカーから提供された3株については紅麹原料の株とは異なる系統で、残りの2株は同一の系統だった。
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