2025.02.13 通販支援
楽天、日本語に最適化した大規模言語モデルを提供開始…コンテンツ要約や質問への回答など商業利用が可能
楽天グループは2月12日、日本語に最適化した新たな大規模言語モデル(LLM)「Rakuten AI 2.0」と、同社初の小規模言語モデル(SLM)「Rakuten AI 2.0 mini」のAIモデルの提供を開始したと発表した。
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人間の嗜好に合わせてファインチューニング
昨年12月に発表した両モデルについて、基盤モデルと、同モデルを基にしたインストラクションチューニング済みモデルを提供する。すべてのモデルはApache 2.0ライセンスで提供され、同社の公式「Hugging Face」リポジトリからダウンロードできる。
「Rakuten AI 2.0」基盤モデルのファインチューニングでは、最新の研究成果であるSimPOを活用してアライメントを最適化。従来のRLHFやDPOと比べ、SimPOはシンプル・安定的・効率的というメリットがある。モデルを人間の嗜好に合わせてファインチューニングするための費用対効果が高く、実用的な代替手段となる。
同社では、会話形式や指示形式のデータで基盤モデルをファインチューニングした後に、会話能力と指示追従能力を測定するために使われる日本語版MT-Benchを用いて、モデルを評価した。
新モデル構築のベースにも利用可能
同社によると、「Rakuten AI 2.0」インストラクションチューニング済みモデルは、同程度のアクティブパラメータ数を持つほかのモデルと比べ、日本語版MT-Benchで最も高い性能を発揮。「Rakuten AI 2.0 mini」インストラクションチューニング済みモデルも、同様のサイズのオープンモデルの中で最も高い性能を持つという。
これらのモデルは、コンテンツの要約や質問への回答をはじめ、一般的なテキスト理解、対話システムの構築など、様々なテキスト生成タスクで商業利用が可能。また、新しいモデルを構築するためのベースとしても利用できる。
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