2024.04.08 通販会社
フェリシモ2月期 赤字計上…主力の定期便事業が振るわず
フェリシモが4月5日発表した2024年2月期の連結決算は、売上高が前期比7.9%減の296億700万円、営業損益が9億3100万円(前期は4億4000万円の利益)、純損益が8億5800万円(同6億7100万円の利益)となった。
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平均購入単価、延べ顧客数とも減少
主力の定期便事業は、消費者の外出機会の増加、物価高による可処分所得の減少といった外部環境が変化する中、企画開発する商品の差別化が不十分だったことや、商品価値を効果的に伝達できなかったことで、平均購入単価と延べ顧客数がともに減少した。
一方、雑貨ブランド「YOU+MORE!(ユーモア)」が東京・上野駅構内にリニューアルオープンした常設店舗、福岡・天神地下街に新規出店した店舗などのリアル店舗は順調に推移した。
また、本社ステージフェリシモ内で運営するフェリシモチョコレートミュージアムの年間有料来訪者が6万人を超えるなど、新たな事業育成に取り組んだ。
新規事業については、定期便プラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「FELISSIMOPARTNERS(フェリシモパートナーズ)」事業で、「産地直送マルシェ」や全農との共同事業「純農」の受注が好調だった。
「リテールメディア事業」を準備
2025年2月期は、定期便事業で「積層型ゲートウェイ」「現顧客からのつながり市場開発」「次世代顧客開発プログラム」に取り組む。
新規事業分野では、「出品・出稿型のプラットフォーム開放事業」「ビジネスプロデュース事業」といった事業間の連動性を高める。これに加えて、「リテールメディア事業」の準備に取り組み、第2の収益の柱を育てるという。
今年4月からは、神戸ポートタワーの運営事業を開始。来場者収入に加え、オリジナル商品の販売や飲食事業の運営により、新たな売上を創出するとしている。
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