2023.09.22 調査・統計
未来の環境を良くしたい…Z世代の82%が「サステナブルな製品」導入に前向き
パナソニック(株)が21日発表した『購買行動とくらしにおけるサステナビリティ意識調査』の結果によると、Z世代は「環境配慮の高まり」を最も敏感に感じ、環境や社会に配慮した製品・サーニスの購入も、多くが「意思表示としてとり入れたい」との意向を示していた。Z世代がサステナブルな未来をリードする?

質問:環境や社会に配慮した製品・サービスを取り入れてみたいと思いますか?
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とり入れたい理由は「未来の環境を良くしたいから」が最多
調査は8月。全国の15歳~64歳の男女1000人に聞いた。近年、新たな価値観や消費トレンドが注目を集めるZ世代(調査では15歳~24歳に設定)にフォーカスし、分析した。それによると、環境問題に関して72.6%が、とても・まあまあ「関心がある」と回答。最も高い関心を示した世代はZ世代で78.5%。最も低い世代は25歳~34歳で68.0%だった。自身も含めて環境配慮に対する意識の高まりを感じるかという問いには、全世代で半数以上が、とても・まあまあ「高まっている」。Z世代では67.0%が意識の高まりを感じていた。エシカルやサステナブルなど、環境や社会に配慮した製品やサービスをとり入れたいと思うかという質問では、74.2%が「とり入れたい」。Z世代に絞ると、82.5%が肯定していた。
とり入れたい理由は、全世代を通して「未来の環境を良くしたいから」が最多。Z世代では30.3%が「自分の意思表示になるから」と回答しており、最も低いスコアの45歳~54歳世代(15.1%)と比較すると15.2ptの開きがあった。
製品購入に関する考え方は、購買にいたる判断基準が浮き彫りに。「品質が良いもの」という項目で、「当てはまる」が88.2%と最多。次いで「流行アイテムでも自分の考えに合わなければ購入しない」(84.7%)、「自分の生活に必要なものだけ」(72.2%)となっていた。
特に「流行アイテムでも自分の考えに合わなければ購入しない」という項目には、「とても当てはまる」(39.9%)が最も高くなり、流行だから買うのではなく、自分に必要かどうかを吟味して購買している様子がうかがえた。Z世代の回答をみると、「最小限の機能が備わる」「環境や社会に良いもの」「自分の考えに合う」点が重視されていることが分かった。
Z世代でブランド・企業イメージに大きく影響
あるブランドや企業が環境配慮素材や部品を使用していると知った場合、そのブランドや企業イメージが変わるか。64.6%が、とても・まあまあ「向上する」。Z世代では、「とても向上する」(17.5%)の割合が全世代の中で最も高く、影響力が大きいことがうかがえた。家電製品の購入時に、環境配慮の取り組み(機能、素材、梱包など)を意識するかと聞いたところ、全体の57.1%が、とても・まあまあ「意識する」。Z世代の65.5%が最も高く、他の世代は約50%だった。Z世代が求める環境配慮の製品は、「省エネ製品」(52.8%)、「節水性高い製品」(36.4%)、「再生素材を使用した製品」(36.0%)など。
「自然由来など環境にやさしい素材を活用した製品」(29.5%)、「再生素材製品」(30.05)、「リサイクル製品」(21.5%)、「サブスクサービス」(19.0%)、「リファービッシュ品」(15.5%)などが、他世代と比べ多くの回答を得ており、今後の新たな需要がうかがえる結果となった。
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