2023.09.15 調査・統計
メンズコスメ市場、23年上半期は15%増…ポストコロナでも成長を継続
(株)インテージが14日発表した『男性化粧品の市場動向調査』の結果によると、2022年は5年前の1.5倍、23年上半期も前年同期比15%増と、ポストコロナでも成長を続けていた。全国15歳~79歳の男女5万2500人の消費者から継続的に収集している日々の買い物データSCI(全国消費者パネル調査)をもとに、男性の化粧品購入金額より推計した。

▽関連記事
肌がきれいになると男性も幸福感が増加?…サントリーが研究発表
▽関連記事
肌がきれいになると男性も幸福感が増加?…サントリーが研究発表
2022年は17年比で約1.5倍の376億円
コロナ禍の影響で落ち込んでいた化粧品市場が、23年には回復傾向にある。中でも成長を続けているのが男性化粧品。市場規模は増加を続けており、22年は17年比で約1.5倍に成長し376億円となった。約9割を占める基礎化粧品がけん引し、市場が成長している。年別の推移では、21年と22年に2桁増と伸び幅が拡大。コロナ禍の長期化でストレスやマスク着用による肌荒れが見られる中、オンライン会議で自分の顔を見る機会が増えるなど、美容意識が高まったことが市場拡大の要因に挙げられる。コロナ前に通勤や飲み会にかけていた時間やお金を美容にかけられるようになったのも追い風となった。
23年1月~6月でも、男性化粧品の市場は前年同期比1.15倍と好調を維持。外出して人に会う機会が増える中、基礎化粧品だけではなく日焼け止めも伸びるなど需要は高止まり。
基礎化粧品には、クレンジングや洗顔のほか、化粧水・美容液・乳液などのスキンケア用品がある。どんな基礎化粧品が伸びているのか。構成比では22年時点で洗顔と化粧水が約6割。ただし、22年対17年比では美容液が2.91倍、クリームが2.25倍と著しく伸長。洗顔と化粧水が中心だが、美容液やクリームなど使用する基礎化粧品の種類が増えてきている。
購入金額の伸びが市場拡大の主要因に
基礎化粧品の年代ごとの購入状況を、17年と23年1月~6月で比較すると、購入率は18.5%から21.2%と1.15倍の伸びだが、購入金額は1197円から1749円と1.5倍に。購入金額の伸びが基礎化粧品市場の拡大の主な要因となっていることがうかがえる。年代別では、10・20代の購入金額が23年には17年と比べて2倍近くにまで増加。若年層では美容意識がとりわけ高いためか、基礎化粧品への支出を増やしていることが分かる。また、40・50代では、同じ比較で購入金額が1.3倍以上増えていただけではなく、購入率も1.2倍以上と大きく増加。美容意識は若年層に限らず中高年層でも高まってきているようだ。
60・70代では洗顔と化粧水の割合は5割を下回り、クリームが3割以上を占めていた。17年1月~6月時点では21.2%だったクリームは、23年1月~6月にかけて約10pt増加。特に好調なのが、化粧水・乳液・美容液・マスクの効果も訴求するオールインワンタイプだった。
10・20代と30代に着目すると、美容液は約7%、パックは約6%と40代以上よりも大きくなっていた。30代以下でとりわけ人気となっている美容液が、シミやニキビ対策を訴求する、若年層の需要を捉えた。パックも肌の状態を整えようと訴求するものが好調だった。若年層は、さまざまな基礎化粧品を組み合わせて使用し、支出を増やしていることがうかがえる。
▽関連記事
肌がきれいになると男性も幸福感が増加?…サントリーが研究発表
▽関連資料
定期引き上げ利率53%・解約阻止13%達成も、シニアに強いEC受注センターとは?
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
4
アマゾン、新幹線の業務用スペースを活用した商品輸送に取り組む
-
5
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
