2023.02.02 ECモール
Amazonなどで浄水カートリッジの模倣品を販売、消費者庁が注意喚起
インターネット上のショッピングモールに、浄水器に取り付ける交換用カートリッジの模倣品が出品されていたことを受けて、消費者庁は1日、消費者安全法に基づく注意喚起を行った。

消費者庁の発表資料より
消費者庁の発表資料より
模倣品を扱う7ショップを確認
消費者庁では、2020年9月以降に「Amazon.co.jp」「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」の取引デジタルプラットフォーム(DPF)やフリーマーケットサイトで、浄水カートリッジの模倣品が販売されていたことを確認。
購入者がパッケージの箱に誤記があることに気づき、消費生活センターへ相談したことで、模倣品の流通が判明したという。
(株)LIXILの浄水カートリッジを対象とした調査によると、前述の3つのDPFで合計7ショップが模倣品を販売していた。
ECモールのショップは削除・販売停止に
Amazon.co.jpに出店のショップ名は、「Uwis Aicna」「hlfsJP」「KK-shop」。Yahoo!ショッピングは「株式会社フビライ」「yuty store」、楽天市場では「JOYMODE」「安心速達」が確認されている(すべて昨年10月18日時点)。
現在、Amazon.co.jpと楽天市場の計5ショップは削除されており、Yahoo!ショッピングの2ショップについても商品は販売されていないという。
消費者庁の担当官は、「現在もDPFやフリマサイトで怪しい商品が流通している」(消費者政策課財産被害対策室)と指摘。「人の健康に関わる商品であり、健康被害が報告されていないこのタイミングで公表に踏み切った」と話している。
大幅値引き、誤字、海外発送・・・
消費者庁によると、模倣品にはいくつかの特徴がある。大幅な値引き販売もその1つ。パッケージの箱については、誤字、同じ文字列に異なるフォントの使用、ロット番号の記載が刻印ではなく印刷など。
正規品は国内で製造販売されているが、模倣品は海外から発送されることもある。また、パッケージの箱から出された状態で発送されるなど、不自然な点がある。
消費者庁では、各メーカーのサイトで模倣品に関する情報を確認するなど、購入時には注意が必要としている。
LIXIL、4月から同社オンラインショップに販路を限定
模倣品への対策として、LIXILは1日、浄水カートリッジの全商品について、4月1日からLIXILオンラインショップでの直販に移行すると発表した。
同社では、模倣品の輸入差し止めの申し立てを税関に申請しているが、模倣品の流入を防ぐことが困難なことから、販路をLIXILオンラインショップに限定する。
これと合わせて、消費者への注意喚起や、模倣品を販売しているショッピングサイトページの削除要請にも努める。模倣されにくい製品仕様に変更する方針も公表した。
(木村 祐作)
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