2022.10.04 通販会社
しまむら2Qは増収増益、EC売上は1.5倍の16億円に
(株)しまむらが3日発表した2023年2月期第2四半期(22年2月21日~8月20日)連結決算は、売上高が前年同期比5.9%増の3013億4800万円、営業利益が同14.1%増の289億1900万円、純利益は同18.3%増の206億2000万円となった。

会員数は前年同期比で35万人増に
売上高、営業利益とも上期として過去最高を更新した。ブランド力の進化、新規インフルエンサーとキャラクターの開発とともに、販売手法の多様化、地域対応などで単体の国内売上高は前年同期比5.6%増。事業基盤固めに、下期には顧客管理システムの導入を予定する。
強化を図っているEC事業の売上高は16億円と前年同期比で1.5倍。会員数は144万人となり、同35万人増。店舗受取比率は9割、受取時の合わせ買い比率は5割となった。4月にアベイル事業、シャンブル事業の展開を開始し、限定商品や予約販売が好調。決済方法の選択肢拡大もあり、4事業内の相互送客が進んだ。
SNS会員数は前年同期比14.5%増の3190万人に
デジタル販促の活用と多様化策としてWebCMの数は21本に達した。自社開発ブランド(PB商品)のほか、重点催事も動画で販促。また、新規デジタル販促として「LINEチラシ」「Tik Tok」を活用。SNS会員数は前年同期比14.5%増の3190万人となった。
EC事業の売上高を含めた主力のしまむら事業は、売上高が前年同期比4.5%増の2251億9200万円で、構成比は74.8%。PB商品とサプライヤーの共同開発ブランド(JB)の品揃えを拡充し、PBの売上高は前年同期比6.9%増、JBは同12.5%増となった。インフルエンサー企画でトレンド提案を強化し、旬のキャラクター商品を積極展開したことで客数が増加した。
PBは夏物の肌着や寝具、帽子やひんやり雑貨の他、高価格帯の「CLOSSHI PREMIUM」も機能性を強化して好調で、売上高は前年同期比2倍に伸長。広告宣伝では、デジタル広告を中心とした新規販促媒体の拡大で客数が増加。チラシの打出しではインナーフェアなどの新企画が好調だった。店舗別対応では都市部限定チラシで店舗ごとの売上が伸びた。
台湾での事業も好調
アベイル事業の売上高は前年同期比11.6%増の295億8500万円で、構成比は9.8%。JBはレディースとメンズのアウター衣料とアクセサリーを同一売場内で関連販売して好調。服飾雑貨はバッグや帽子、アームカバーが外出需要の回復と猛暑により売れ筋となった。販促ではデジタル広告を拡大し、30店舗で開始した都市部店舗の限定チラシも効果を生んだ。
バースデイ事業は、売上高(ECを含む)が前年同期比6.4%増の359億48百万円。主力JBの「futafuta」はブランド10周年企画が好調で、新生児向け新規JBの「Cottoli」はギフト提案の強化により売上を伸ばした。販促では、新規販促媒体の拡大やインフルエンサーの活用など、デジタル販促の多様化が集客力強化に効果的だった。
台湾で総合衣料専門店として展開する思夢樂事業の売上高は、前年同期比22.9%増となる30億2300万円となった。コロナ禍と悪天候で苦戦したが、7月以降は回復傾向にある。商品では取扱い比率を増やしたPBやJBが好調で、SNS販促を強化し、客数が増加した。
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