2022.09.26 通販支援
越境ECの物流委託先選択、鍵は「料金やサービスのカスタマイズ」
東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人・ショッピージャパン(株)がこのほど発表した『越境ECの物流に関する実態調査』の結果によると、物流のオペレーションは半数が委託しており、委託先のポイントとして7割超が「料金やサービスのカスタマイズ性」を重視していることが分かった。

越境EC開始時に95%が「物流」への課題を意識
越境EC事業の経験者110人に、9~10日に聴取した。それによると、越境ECに着手した際に、95.5%が「物流」への課題意識があったと回答。なかでも「通関手続きの手間」(61.0%)、「返品対応の難しさ」(53.3%)、「配送コストの高さ」(49.5%)などが上位に挙がっていた。
自由回答でも、「物流コストの急上昇(53歳)」「事故や災害時等、緊急時の対応(40歳)」「配送の連携(34歳)」「日程の調整(42歳)」「言葉の壁(27歳)」などに課題の声があった。
こうした課題の解決方法(複数回答)は、「フルフィルメントサービスの活用」が54.3%で、「商品、輸送費、関税を含んだオールインワン価格の設定」(48.6%)、「物流委託サービスの活用」(43.8%)、「倉庫管理システムの導入」(42.9%)などが続いていた。
越境ECの物流は「他社に委託」が52%、自社配送が41%
越境ECの物流のオペレーションをどのように構築したのか。「他社への物流委託」(52.7%)、「自社からの直接配送」(41.8%)、「越境ECの物流のオペレーション構築には携わっていない」(5.5%)となっていた。
「他社への物流委託」の回答者が重視したポイント(複数回答)は、「料金やサービスのカスタマイズ性」が72.4%に上り、「初期費用などの固定費の安さ」(51.7%)、「運用開始までのスピード」(48.3%)、「倉庫管理システムとの連携」(48.3%)、「送料の安さ」(43.1%)、「リードタイムの短縮性」(43.1%)、「出荷拠点数の多さ」(22.4%)などが続いた。
同じく「他社への物流委託」と回答した人に、現地での物流の動きをリアルタイムに把握できていたかを聞いたところ、「非常に可視化されていた」(31.1%)、「やや可視化されていた」(58.6%)、「あまり可視化されていなかった」(10.3%)という回答が得られた。
越境ECで抱える多くの不安に対し、ショッピージャパンは日本語のサポート体制や配送サポート、現地の商習慣の勉強会など、セラー向けのサポート体制を整備。Shopeeに新規出店するハードルを軽減するため、最低商品の出品数を10点から5点に引き下げ、テストマーケティングを実施したいと考えているセラーに、より良いソリューションを提供している。
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