2022.07.29 行政情報
東京都のネット広告監視、234事業者を指導…「健康食品」が最多の97件
東京都は27日、2021年度インターネット広告表示監視事業を実施した結果、健康食品・化粧品・雑貨などで不適切な広告が243件見つかったと発表した。都は234事業者に対し、景品表示法に基づく指導を行った。
商品・サービス別の指導件数(東京都の発表資料より)
「健康食品」が97件で最多、「雑貨」「化粧品」が続く
合計2万4,000件の広告を監視したところ、景表法で禁止する「優良誤認」の恐れがある広告が225件、「有利誤認」の恐れがある広告が52件確認された(複数の内容で違反するものを含む)。
商品・サービス別で見ると、サプリメントや茶などの「健康食品」が97件で最多。美顔器や除菌グッズなどの「雑貨」(67件)、クリームや美容液などの「化粧品」(55件)、「サービス」(27件)が続いた。
「医師も推奨」「疲労回復」などうたう
健康食品の広告では、「疲労回復」「視力改善効果」「医師も推奨」「細胞が若返る」などの表示が見られた。
化粧品は、「シミ しわ くすみ キメ あらゆる年齢肌の悩みに則対応!」「瞬時に−10歳肌の若返りを実現する“塗る美肌細胞再生美容液”」「メスのいらない美肌再生医療!」など。雑貨については、「装着するだけで小顔矯正!」「貼るだけで簡単に鍛えることが可能」といった表示が見つかった。
商品・サービス全般では「お客様満足度96%」「ダイエット史上№1」という広告が見られたが、客観的に実証されていない恐れがあると指摘している。
21団体に法令順守を要望
都は関連業界団体とインターネット関係事業者の21団体に対し、景表法の順守を要望した。
一般消費者に向けて、サプリメントを利用するだけで、食事制限も運動もせずに痩せることはないと注意喚起。また、病気の治癒やアンチエイジングの効果を得ることはできないと呼びかけている。
(木村 祐作)
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