2022.06.02 ECモール
捨てない行動の定着化へ、メルカリが「メルカリエコボックス」配布
フリマアプリ「メルカリ」を提供する(株)メルカリは、「ごみゼロの日」の5月30日から、愛知県蒲郡市と新潟県加茂市で、リユース促進のための実証実験を始めている。自社開発の「まだ使えるが不要になったモノ」を一時保管しておくための箱『メルカリエコボックス』を、市を通じて市民に無償で配布。2~3か月かけて「捨てる」という行為の行動変容を検証する。

実証実験の結果で『メルカリエコボックス』を普及拡大させるプランを検討
リユース意識の定着とサステナブルな行動を促すことができるかどうかの検証でもあり、実証実験の結果を受け、『メルカリエコボックス』の普及拡大プランを検討する考えだ。
メルカリが2021年に実施した調査では、使わなくなったものに対して「捨てる」という選択肢をとる人は75.6%と、前年度比で1.8pt減っていた。年々減少傾向にあり、まだ使えるが不要になったモノを「捨てる」とした人のうち、82%が「もったいない」と感じていることも分かった。
限られた資源が大切に使われる「循環型社会の実現」をめざすメルカリが考えたのは、「まだ使えるが不要になったモノ」を捨てないための仕掛けとして、タンスでもなくごみ袋でもないシンプルな「箱」で実現できるのではないか――。「捨てる前」の意識を変えていくことで、サステナブルな行動を人々に定着させることができるのではと、『メルカリエコボックス』を開発した。
『メルカリエコボックス』は使わなくなったけど捨てられないものを見える化
『メルカリエコボックス』は、家の中に眠っている洋服や本、小物や食器など「もう使わなくなったけれど捨てられないもの」を見える化し、一時的に保管しておくための箱だ。
とりあえず「まだ使えるが不要になったモノ」を入れて、そして時々、箱の中身を見返して、そのモノを「捨てる」のではなく、必要としている人にあげたり売ったりすることで「リユースをあたりまえ」にする行動が定着していけば、環境負荷も減り、循環型社会の実現に近づくことができるのではないか――。
『メルカリエコボックス』の取組みは、まずは実証実験としてスタートしているが、「もえる」「もえない」などの分別カテゴリーと同等に、「リユース」も選択肢として定着させていくことで、モノをより長く活用する文化の醸成をめざしたいとしている。
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